Gene Vincent - Lotta Lovin' / Wear My Ring

50年代を象徴する伝説的なロックンローラーの一人として知られるロックンロール・シンガー、ギタリスト／ジーン・ヴィンセントが、1957年7月にCAPITOLレーベルからリリースしたシングルです。

ケン・ネルソンがプロデュースしました。

ビルボード・ホット100チャートで最高13位、ビルボード・R&Bチャートで最高7位、カナダのCHUMチャートで最高2位を記録しました。

バーニス・ベドウェルが書いた曲で、電話超しにヴィンセントに演奏して聴かせたそうです。この曲はロサンゼルスのキャピトル・スタジオで録音され、リードギタリストは、クリフ・ギャラップに代わって参加したジョニー・ミークスが演奏しました。ハンドクラップをフィーチャーしたロカビリー・サウンドをバックに、ヴィンセントが軽やかなボーカルで歌う50's ロックンロール・クラシックスです。

裏面はボビー・ダーリンが共作したバラードです。

Bobby Darin

オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

アーティスト【ジーン・ヴィンセント】

ロックンロール・シンガー、ギタリスト。1939年バージニア州ノーフォーク生まれで、1971年にロサンゼルスで死去。本名 Vincent Eugene Craddock 。50年代のロックンロール黄金時代を代表する伝説的なロックンローラー。自身のバンド／ザ・ブルー・キャップスを率いて活動し、1956年にCAPITOLレーベルと契約し、「Be-Bop-A-Lula」「Lotta Lovin'」等を大ヒットさせ、他にも上質なロックンロールの名作を多数残している。不良イメージを前面に押し出したヴィジュアルに、軽快なロカビリー・サウンド、そしてセクシーで艶っぽいボーカルで人気を博した。60年代はヨーロッパで再評価されており、UK COLUMBIAレーベルにも録音し、アメリカ本国でもCHALLENGEレーベルにフォークロックやカントリーロック路線で録音を残した。