Frankie Ford - Sea Cruise / Roberta (Re-Issue)
1973(1958) USA Re-Issue 45rpm Record [GOLDIES45/D-2475]
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- ¥1,600 JPY
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「シー・クルーズ」や「チーティン・ウーマン」のヒットで知られる、ニューオーリンズ出身の白人R&Bシンガー/フランキー・フォードが、1959年にACEレーベルからリリースした作品の、1973年GOLDIES45レーベル・リイシュー・シングルです。
ビルボード・ホット100チャートで最高14位、ビルボード・R&Bチャートで最高11位を記録しました。最終的にミリオンセラーとなりゴールドディスクを受賞しました。
ヒューイ・“ピアノ”・スミスによって書かれ、元々録音されていた曲です。ヒューイ・“ピアノ”・スミス&ザ・クラウンズのバージョンは、1959年に録音されましたが、それは1971年までリリースされることはありませんでした。
フランキー・フォードのボーカルは、ザ・クラウンズのオリジナルのバッキング・トラックをオケにして歌われています。ルイジアナの歌手らしい粘り気たっぷりのワイルドなボーカルが痛快な50's ニューオーリンズR&B・クラシックスです。また、シャッフル・ビートに乗せた豪快なブギウギ・ピアノにドライブするホーンセクションは、ジャマイカのSKAミュージックに影響を与えたといわれています。
イギリスのパンク・バンドのザ・クラッシュが、1979年にリリースしたアルバム『ロンドン・コーリング』に収録されていた「Wrong 'Em Boyo」で、本作からのホーンリフを応用しています。
裏面もザ・クラウンズの演奏によるアップテンポのジャンプ・ナンバーでおすすめです。
1965年にイギリスのジ・アニマルズがカバーしています。
オリジナル・カンパニースリーブ付きです。音圧が高く、音質も優れているオールド・プレスなのでおすすめです。
コンディション:NM/NM/RI マトリックス番号:D-2475-A 1 / D-2475-B 1 |
アーティスト【フランキー・フォード】
ホワイトR&B、ロックンロール、ルイジアナ・スワンプ・ポップ・シンガー。1939年ルイジアナ州グレットナ生まれ。ニューオーリンズ・ダイナモという愛称で親しまれる、ニューオーリンズを代表するアーティスト。録音はACE, IMPERIALレーベル他にあり、1959年にヒューイ・“ピアノ”・スミス&ザ・クラウンズをバックにした「Sea Cruise」がヒットした。黒人シンガーさながらに、粘着質のあるボーカルで豪快に歌うボーカル・スタイルを売りにした。
アーティスト【ヒューイ・“ピアノ”・スミス】
R&B・ピアニスト、作曲家、バンド・リーダー。ニューオーリンズR&B。1934年ルイジアナ州ニューオーリーンズ生まれ。プロフェッサー・ロングヘア(Professor Longhair)に影響をうけてピアノを演奏。シャッフルする右手のブレイクは彼の持ち味で、後続のプレイヤーにも影響を与えている。8歳ですでに作曲を始め、中学校の時には友人とスリック&ダーク(Slick & Dark)というコンビを結成して活動。15歳でクラブに出入りする様になり、ギター・スリム(Guitar Slim)等で伴奏し徐々に注目されていく。1952年、18歳の時にニューヨークのSAVOYレーベルと契約してデビューし、アール・キング(Earl King)と組んだ作品を初録音。その後地元ニューオーリンズでスタジオ・ミュージシャンとして生計をたて、リトル・リチャード、ロイド・プライス、アール・キング、スマイリー・ルイス等のセッションで伴奏。1957年には女装(オカマ)シンガー/ボビー・マーチャン(Bobby Marchan)をフロント歌手にした、自身のバンド/ザ・クラウンズ(The Clowns)を結成し、同年にACEレーベルと契約し「Rockin' Pneumonia and the Boogie Woogie Flu」が初ヒットを記録した。以降も同レーベルで「Don't You Just Know It」や、「Pop-Eye」をヒットさせたり、フランキー・フォードのヒット曲「Sea Cruise」ではバッキングを演奏したりしている。その後、VINレーベルにも録音したり、ディヴ・バーソロミュー(Dave Bartholomew)を便り、IMPERIALレーベルに移籍するものの、そこでは大きな成功は得ていない。黄金期はやはりACEレーベル時代で、ご機嫌で能天気な、極楽ムードのニューオーリーンズ・ロックンロールを爆発させ、ビートに乗って楽しく掛け合う、ノヴェルティーなダンス・ナンバーで人気を博している。