Erroll Garner - Twilight / Flamingo

ストライド・ピアノで高い評価を得ているジャズ・ピアニスト兼作曲家、エロル・ガーナーが、1949年にATLANTICレーベルからリリースしたシングルです。

ガーナーが書いた「夕暮れ」を意味するタイトルの美しいメロディーのバラード曲を、抑揚を付けたピアノ・ソロで奏でるインストゥルメンタル・ジャズです。

裏面もインストゥルメンタル・ジャズです。

＜参加ミュージシャンと録音場所＋日時＞
The Erroll Garner Trio - [Twilight] / [Flamingo]
Erroll Garner, piano; Leonard Gaskin, bass; Charlie Smith, drums.
NYC, July 20, 1949

1949年の主要音楽メディアはまだほぼ78回転盤の時代でしたので、1949年に製造された塩化ビニール製の7インチはモノとして希少です。さらにインディペンデント・レーベルの中でも重要度の高いATLANTICレーベルの初期タイトルです。そういった資料的な価値が高いレア盤ですのでコレクターの方におすすめです。※プレス状態に起因するチリノイズがでますが、コレクター間の認識では、黄色ATLANTICレーベルはバックグラウンドノイズが出る個体がわりと普通という暗黙の了解があることをご了承ください（同様の事例では、初期のSUN, CHESS, MODERN, SPECIALTY, PEACOCKレーベル等もプレスノイズが出ることが周知されております）。

アーティスト【エロル・ガーナー】











Erroll Louis Garner（1921年6月15日 ペンシルヴァニア州ピッツバーグ生まれ～1977年1月2日）スイング演奏とバラードで知られるアメリカのジャズ・ピアニスト兼作曲家。彼の最も有名な作品であるインストゥルメンタル・バラードの「Misty」は、ジャズのスタンダードになった。この曲は1956年にミッチ・ミラーと彼のオーケストラによって初めて録音され、1971年の映画『プレイ・ミスティ・フォー・ミー』で重要な役割を果たしたことが知られている。14歳でリロイ・ブラウンのバンドで演奏し、1944年にニューヨークに移り、スラム・スチュワートやチャーリー・パーカーらとも演奏。初録音は1945年で、以降1990年代までコンスタントな録音を続けた。ストライド・ピアノで高い評価を得ており、あらゆるピアニストの中で最も特徴的なピアニストの一人であり、輝かしい名手と評される名人である。ハリウッド大通り6363番地にあるハリウッド・ウォーク・オブ・フェームで星を獲得した。彼のライブアルバム『コンサート・バイ・ザ・シー』は1955年に初リリースされ、1958年までに100万枚以上を売り上げている。