Creedence Clearwater Revival - Green River / Commotion

ヒッピー・ムーヴメントの中で、50年代の正調ロックンロールを、南部風の泥臭いサウンドで蘇らせた事で逆に注目されたロック・グループ／クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルが、1969年7月にFANTASYレーベルからリリースしたシングルです。

グループのリードシンガーでギタリスト、ソングライターのジョン・フォガティ・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高2位、USキャッシュボックスチャートで最高3位、カナダのチャートで最高5位、全英シングルチャートで最高19位を記録しました。1990年12月13日にアメリカレコード協会によってゴールド認定 (500,000 枚の販売) されました。究極のクラシック・ロック評論家クリフ・M・ジュニアは、「グリーン・リバー」をクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの7番目に偉大な曲として評価しました。

ジョン・フォガティによって書かれた曲で、彼が子供時代に体験した、カリフォルニア州ウィンターズにある「プタ・クリーク（Putah Creek）」という川を「グリーン・リバー」と呼んで親しんだという思い出から着想を得ています。1968年のヒット「スージー・Q」をフォローアップしたブルージィなロカビリー・サウンドで、牧歌的な思い出をドライブするサウンドに仕上げた60's ロック・クラシックス！

裏面もヒットしており、ビルボード・ホット100チャートで最高30位、USキャッシュボックスチャートで最高40位を記録しました。

ジョン・フォガティによって書かれ、1969年6月にサンフランシスコのウォーリー・ハイダーズ・スタジオで録音されました。ウォーリー・ハイダーズ・スタジオでのバンドの初セッションであり、エンジニアのラス・ゲイリーとの最初のコラボレーションでした。曲は、交通、高速道路、市内の急ぐことなどをテーマに、ニューヨークの喧騒を描いています。けたたましいテレビや現代文明のその他の騒音に対する苦情であり、平和と明快さを好むことを反映している作品です。カントリー＆ウエスタンと1930年代のジャズの要素をブレンドし、ワイルドなリズムをドラムとギターが奏でるロッカー作品です。

アーティスト【クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル】



ロック・グループ。ルーツ・ロック、ブルース・ロック、サザン・ロック、スワンプ・ロック。カリフォルニア州エル・セリート出身。略称「CCR」。1959年に結成されたザ・ブルー・ヴェルヴェッツ（The Blue Velvets）というグループが前身で、サン・フランシスコのベイエリアをベースに活動。1964年にグループ名をクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルに変更し、地元のFANTASYレーベルと契約して録音。1968年に「Susie Q.」がヒットしたのを皮切りに、「I Put a Spell on You」「Proud Mary」「Bad Moon Rising」「Lodi」「Green River」「Commotion」「Down on the Corner」「Fortunate Son」「Travelin' Band」「Who'll Stop the Rain」「Up Around the Bend」「Run Through the Jungle」「Lookin' Out My Back Door」「Long as I Can See the Light」「Have You Ever Seen the Rain?」「Hey Tonight」「Sweet Hitch-Hiker」「Someday Never Comes」等をコンスタントにヒットさせていく。ヒッピー・ムーヴメントの中で、50年代の正調ロックンロールを、南部風の泥臭いサウンドで蘇らせた事で逆に注目された名グループです。ローリング・ストーンの選ぶ「歴史上最も偉大な100組のアーティスト」にいては第82位に選定。バンドは1972年に解散を迎えた。