Bob Luman - Let's Think About Living / You've Got Everything

初期は、ギタリストのジェームス・バートン、ベーシストのジェームス・カークランド、ドラマーのブッチ・ホワイトらと共にザ・シャドウズというバンドで活動した、カントリー、ロカビリー・シンガー、ソングライター／ボブ・ルーマンが、1960年8月15日にWARNER BROS.レーベルからリリースしたシングルです。

ビルボード・ホット100チャートで最高7位、ビルボード・カントリーチャートで最高9位、英国シングルチャートで最高6位を記録しました。


Felice and Boudleaux Bryant

ブードル・ブライアントによって書かれた曲で、当時のティーンエイジャーの悲劇曲や、拳銃の早打ち名人を賛歌したバラード曲等、社会にネガティヴな悪影響を与える音楽テーマに対するあからさまな批評でした。マーティ・ロビンス、パティ・ペイジ、エヴァリー・ブラザーズが死について言及した曲（「エル・パソ」や「キャシーズ・クラウン」等）をユーモラスに皮肉っています。歌詞は、生きること、愛すること、踊ることなど、幸せな未来を示唆しています。ジョニー・キャッシュ・スタイルのカントリー色強いロックンロールをポップに彩った名作です。

裏面はアップテンポのティーン・ロッカーです。

オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

アーティスト【ボブ・ルーマン】









Robert Glynn Luman（1937年4月15日～1978年12月27日）アメリカのカントリー、ロカビリー・シンガー、ソングライター。米国テキサス州ブラックジャックで生まれた、テキサス州ナコドチェスで育った。フィドル、ギター、ハーモニカ奏者である父親の影響を受け、13歳の時にギターを演奏し始めた。高校時代にバンドを始め、同時に高校野球のスター選手としても活躍した。高校卒業後はメジャーリーグのピッツバーグ・パイレーツに入団したが、プロ野球では活躍できなかったため、音楽活動に集中することになった。1956年、フューチャー・ファーマーズ・オブ・アメリカが主催するタレント・コンテストで優勝し、ルイジアナ・ヘイライド番組に出演することになった。ヘイライドのために、ルーマンはギターのジェームス・バートン、ベースのジェームス・カークランド、ドラムのブッチ・ホワイトを含むザ・シャドウズというバンドを結成した。1957年、バンドはIMPERIALレコードと契約しレコーディングした。同年、バンドはロサンゼルスのタウンホール・パーティーに出演し、映画『カーニバル・ロック』に出演し、デヴィッド・ヒューストンのバックの演奏を務めた。翌年、IMPERIALレコードから解雇されたルーマンはCAPITOLレコードと契約しレコーディングした。CAPITOLレコードはルーマンに名前の変更を求めたが、ルーマンはこれを拒否したため、ルーマンはCAPITOLレコードを離れ、WARNER BROS.レコードに移籍し契約した。1960年に、ルーマンはアメリカ陸軍に入隊しましたが、同年に「レッツ・シンク・アバウト・リビング」だ全国区でヒットすることになった。1962年に陸軍を退役した後、ルーマンはナッシュビルに移った。1965年にグランド・オール ・オプリに参加した。ルーマンは、ロカビリーの殿堂とテキサス・カントリー・ミュージックの殿堂の両方の会員になっている。