"Baby Face" Willette - Amen / Roll 'Em Pete

50年代のウェストコーストR&B・セッションや、BLUE NOTEセッションでも知られる黒人ジャズ・オルガン奏者、ベイビー・フェイス・ウィレットが、1965年にARGOレーベルからリリースしたシングルです。

ジ・インプレッションズが有名にしたトラディショナル・ゴスペル・フォーク・ソング「エイメン」のカバーです。



ゴスペル・スタイルのスウィングするリズムに乗せて、ソウルフルなハモンド・オルガンと軽快なテナー・サックスがメロディーを奏でる60's インストゥルメンタル・ソウル・ジャズ・ナンバーです。

裏面もアップテンポのインストゥルメンタル・ソウル・ジャズです。

アーティスト【ベイビー・フェイス・ウィレット】







黒人ジャズ・オルガン奏者。ハードバップ／ソウル・ジャズ。1933年アーカンサス州リトルロックもしくはニューオーリンズ生まれで、1971年に死去。本名 Roosevelt "Baby Face" Willette 。幼少期からピアノを演奏し、教会でゴスペルを歌う。1950年代にシカゴに移って、ゴスペルからR&Bに音楽スタイルを転向し、ビッグ・ジェイ・マクニーリー、キング・コーラックス、ジョー・ヒューストン、ジョニー・オーティスらのバンドでピアノを伴奏。その後ハモンド・オルガン奏者となって1960年にニューヨークに行き、ルウ・ドナルドソンやグラント・グリーンらのBLUE NOTEレーベル・セッションで伴奏し、自身でもリーダー作を録音。1963年に自己のバンドを結成し、ARGOレーベルにアルバムを録音している。以降はジミー・スミスに影響を受けたR&B～ソウル・ジャズを演奏して活動した。