The Yardbirds - Over Under Sideways Down / Jeff's Boogie

ロック史に輝く3大ギタリスト、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジらを輩出した事でも知られる、サウスウェスト・ロンドン出身のブリティッシュ・ビート～ロック・バンド／ザ・ヤードバーズが、1966年5月にEPICレーベルからリリースしたシングルです。

ポール・サムウェル・スミス＆サイモン・ネイピア・ベル・プロデュースによる作品で、ビルボード・トップ100チャートで最高13位、UKシングルスチャートで最高10位に達しました。ローリングストーンの選ぶ『史上最高のギターソング100曲』のリストで23位にランクされる名曲です。

ビル・ヘイリー＆ヒズ・コメッツの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」からインスパイアされ完成したというロックンロール・ナンバーで、ジェフ・ベックの鋭角なギターが印象的に響く60's ロック・クラシックス！ジェフはここではベースも伴奏し大活躍しています。



裏面はジェフ・ベックのギター・ソロを主体としたロックンロール・インストゥルメンタル作品です。ロック・ギターの定番としてもおなじみの名演ですが、実はチャック・ベリーの「ギター・ブギー」というインストゥルメンタル曲のカバーです。



日本ではギター名手のチャー氏によってカバーされています。

アーティスト【ザ・ヤードバーズ】













ブリティッシュ・ビート、ロック・バンド。ロック史に輝く3大ギタリスト、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジらを輩出した事でも知られる。1963年頃からサウスウェスト・ロンドンで活動していたザ・メトロポリタン・ブルース・バンドが母体で、間もなくザ・ブルー・サウンズからザ・ヤードバーズにグループ名を変更して活動。初期はシリル・デイヴィスのバッキングを担当したり、ブリティッシュR&Bシーンで活躍。1964年にUK COLUMBIAレーベルと契約し、アメリカ人ブルース・マン、サニー・ボーイ・ウィリアムズ2世とのマーキー・クラブ・ライブ録音盤『Five Live Yardbirds』でデビュー。その後「I Wish You Would」や「Good Morning, School Girl」等、ブルースのカバーを演奏し、1965年以降はポップ・ナンバー「For Your Love」、「Over Under Sideways Down」、「Heart Full of Soul」等を連発してヒットさせていく。グループは1968年に解散した。