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Sixties 45

The Righteous Brothers - (You're My) Soul & Inspiration / Blues

1966 USA Original 45rpm Record [VERVE/VK 10383]

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「アンチェインド・メロディー」他、多くのヒット曲で、60年代を代表するポピュラー・デュオとして知られる様になったブルー・アイド・ソウル・ヴォーカル・デュオ/ザ・ライチャス・ブラザーズが、1966年にVERVEレーベルからリリースしたシングルです。ビル・メドレー・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高1位を記録しました。

プロデューサー/フィル・スペクターの下を去った後のデュオの最初のヒットで、バリー・マンとシンシア・ワイルによって書かれた作品です。バリー・マンとシンシア・ワイルは、フィル・スペクターと共にPHILLESレーベルでのライチャス・ブラザーズの最初のヒット「ユーヴ・ロスト・ザット・ラヴィン・フィーリン」を書いています。「(ユーアー・マイ)ソウル&インスピレーション」は「ユーヴ・ロスト・ザット・ラヴィン・フィーリン」のフォローアップ作品として書かれましたが、似すぎているという理由から却下され完成には至らないまま、代わりにスペクターはキャロル・キングとジェリー・ゴフィンの「ジャスト・ワンス・イン・マイ・ライフ」をデュオのセカンド・シングルとして録音しました。


Phil Spector


Barry Mann, Cynthia Weil (& Carole King)

1965年後半にライチャス・ブラザーズはPHILLESレーベルを去った後、ジャズ志向のVERVEレーベルに移りました。ライチャス・ブラザーズのビル・メドレーは、その後、バリー・マンとシンシア・ワイルに未完だった「(ユーアー・マイ)ソウル&インスピレーション」について尋ね、曲を完成するように頼みました。そしてマンとワイルはメドレーの願いを叶え、1965年後半にライチャス・ブラザーズは完成した歌を録音するに至りました。

この曲は、フィル・スペクターの多くのレコードをアレンジしていたジャック・ニッチェによってアレンジされ、メドレーは、スペクターとの初期のヒットの音と変わらないスタイルで曲を制作しました。メドレーは、オーケストレーションをリバーブし、女性のバックアップコーラスを舞い上げ、スペクターの「ウォール・オブ・サウンド」のテクニックを模倣する事ができました。


Jack Nitzsche

ミュージシャンは鍵盤楽器奏者のドン・ランディ、ピアニストのミシェル・ルビニ、ベーシストのジミー・ボンド等、レッキング・クルーの数人がレコーディングに雇われています。他のミュージシャンには、ギターのアート・マンソン、ピアノのマイケル・パターソン、ドラムのドリュー・ジョンソン、サックスのビル・ベイカー(曲全体のアレンジも担当)、トロンボーンのディック・シアラー、トランペットのビル・キング、サンフォード・スキナー、ボブ・ファウストが含まれます。ストリングス・セクションも使用し、ボビー・ハットフィールドによるスポークン・セクションが曲間にあります。



1969年、ビル・メドレーのプロデュースにより、ザ・ブロッサムズがカバーしました。



1972年、レゲエ・アーティストのパディー・コリアがイギリスのTROJANレーベルでカバーしました。



1978年、ドニーとマリー・オズモンドによるバージョンがビルボードホット100のマイルドポップチャートで第38位になりました。



1990年、カントリーミュージックグループのザ・オークリッジ・ボーイズは、映画「My Heroes Have Always Been Cowboys」のサウンドトラックとしてカバーバージョンを録音しました。このバージョンは、ビルボード・ホット・カントリー・シングルス&トラックスのチャートで第31位に達しました。



裏面はスロー・ブルースです。

コンディション:VG++/VG++/RW
マトリックス番号:VK10383 65VK634-1 / VK10383 65VK635-1


アーティスト【ザ・ライチャス・ブラザーズ】



ブルー・アイド・ソウル・ヴォーカル・デュオ。ロサンジェルス出身のビル・メドレーと、ボビー・ハットフィールドが在籍していたザ・パラマウアーズ(The Paramours)が前身で、グループ出身の二人が1963年にデュオを結成。同年にMOONGLOWレーベルからデビューし、「Little Latin Lupe Lu」、「My Babe」といったR&Bナンバーでヒットを残す。その後プロデューサー/フィル・スペクターの制作により、PHILLESレーベルから1965年に「Just Once in My Life」、「Ebb Tide」、「Unchained Melody」等の大ヒットを残している。しかしフィル・スペクターとの関係は長続きせず、間もなく彼らはVERVEレーベルと契約。1966年にビル・メドレー自身のプロデュースでリリースした、「(You're My) Soul and Inspiration」が大ヒットを記録。ソウルフルなヴォーカル・スタイルと、高いレベルのポップ性で、人種を問わず大衆的な人気を博した。デュオは1968年に解散するものの、1974年に復活しており、同年には「Rock and Roll Heaven」がヒットしている。