The Kingsmen - Louie, Louie / Haunted Castle
1963 USA Original 45rpm Record [WAND/143]
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ザ・ウェイラーズに影響を受けたパンキッシュなスタイルを取り入れた、オレゴン州ポートランド出身のロック・バンド/ザ・キングスメンが、1963年12月にWANDレーベルからリリースしたシングルです。
ジェリー・デノン・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高2位、ビルボード・R&Bチャートで最高1位、USキャッシュボックスチャートで最高1位、カナダのCHUMチャートで最高1位、UKシングルチャートで最高23位を記録しました。
1955年にリチャード・ベリー&ザ・ファラオスがFLIPレーベルに吹き込んだ同名R&B作品のカバーです。
1961年にザ・ウェイラーズ+ロッキン・ロビン・ロバーツが吹き込み、1962年にはローカルのジュークボックスで幾度となくプレイされ人気となっていたバージョンの「ルイ・ルイ」がお手本になっています。
The Wailers
ザ・キングスメンによる本作や、ポール・リヴィア&ザ・レイダースらによって受け継がれてきます。
ザ・キングスメンのバージョンも、ザ・ウェイラーズの影響下にあるハードかつダンサブルな演奏でアレンジされていますが、決してうまいとは言えない不安定な演奏やボーカルのジャック・イーリーが不明瞭な歌い方をしたり歌い出しを間違えている箇所も"生々しいライブ感があって良い”という理由でそのまま採用されました。
そんな内容でしたが逆に強烈なインパクトを放ち100万枚を超える大ヒットとなり、以降「ルイ・ルイ」はロック史における重要曲となり多くのミュージシャンに愛され続けてきました。そういった経緯で、「ルイ・ルイ」のカバーが相次ぎ、US RHINOレーベルからV.Aコンピレーション・アルバム『The Best Of Louie Louie Vol.1 & 2』が制作されて、そこで主要なバージョンの「ルイ・ルイ」は網羅されています。
1979年のイギリス映画『さらば青春の光』にも収録されており、モッズ・クラシックスとしても知られています。
裏面は「お化け城」というクールなタイトルのザ・ウェイラーズ風のインストゥルメンタル作品です。
コンディション:VG(+)/VG(+)/RW マトリックス番号:WAND-143A 50083 BellSound / WAND-143B 50084 BellSound |
アーティスト【ザ・キングスメン】
ロック・バンド。リン・イーストンとジャック・イーリーは、地元の新聞が後援するジャーナル・ジュニアーズとヤング・オレゴニアンズのレビューで、それぞれ幼い頃から演奏を始めた。1957年に彼らは一緒に演奏を始め、エリーはボーカルとギターを弾き、イーストンはドラムキットで演奏した。両親が親友だったので、2人のティーンエイジャーは一緒に育った関係でもあった。イーストンとイーリーは地元のパーティーやイベントで演奏し、すぐにマイク・ミッチェルをギターに、ボブ・ノードビーをベースに加えてバンドを固め、自らをザ・キングスメンと名乗った。1962年に当時まだ高校1年生だったドン・ガルッチが別のグループ/ザ・ロイヤル・ノーツから抜擢されキーボードを演奏した。1963年にJERDENレーベルに録音したリチャード・ベリーのカバー「Louie Louie」が、ニューヨークのWANDレーベルよりディストリビュートされナショナル・ヒットを記録。その後も「Money」「The Jolly Green Giant」といったヒットを1966年頃まで発表している。ダンス・バンドとしてのグルーヴ感と、地元の先輩バンドにあたる、ザ・ウェイラーズに影響を受けたパンキッシュなスタイルが魅力となるノースウェストを代表する名グループである。