R&B 45
The Isley Brothers - Twist & Shout / The Kingsmen - Louie, Louie [Re-Issue]
1981(1962&1963) USA Re-Issue 45rpm Record [ERIC/4007]
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70~80年代も第一線で活躍し続けた名ソウル・グループ/ジ・アイズレー・ブラザーズが、1962年5月にWANDレーベルからリリースした作品の1981年ERICレーベルによるリイシュー・シングルです。
バート・バーンズ・プロデュースによる作品です。
Bert Berns (left)
ビルボード・ホット100チャートで最高17位、ビルボード・R&Bチャートで最高2位を記録しました。
R&Bの定番曲として有名な作品ですが、実はプロデューサー/フィル・スペクターが手がけたザ・トップ・ノーツ(The Top Notes)というグループが、1961年にATLANTICレーベルに録音したバージョンが「ツイスト&シャウト」の元祖でした。
The Top Notes [Detroit] (Howard Guyton & Derek Martin)
ザ・トップ・ノーツのオリジナル・バージョンはかなりのアップテンポでしたが、ここではラテン調のリズムでゆったり踊れるようにアレンジされており、楽曲もコール&レスポンスでキャッチーな雰囲気に仕上げた60's R&B・クラシックスです。ロナルド・アイズレーが歌うゴスペル・タッチのリードボーカルがソウルフルで、コーラスとの掛け合いで歓喜と情熱が盛り込まれた名作です。
1964年にザ・ビートルズが「ツイスト&シャウト」をカバーしていますが、このジ・アイズレー・ブラザーズのバージョンをベースにしています。
◇
裏面は、ザ・ウェイラーズに影響を受けたパンキッシュなスタイルを取り入れた、オレゴン州ポートランド出身のロック・バンド/ザ・キングスメンが、1963年12月にWANDレーベルからリリースした作品のカップリングです。
ジェリー・デノン・プロデュースによる作品です。
ビルボード・ホット100チャートで最高2位、ビルボード・R&Bチャートで最高1位、USキャッシュボックスチャートで最高1位、カナダのCHUMチャートで最高1位、UKシングルチャートで最高23位を記録しました。
1955年にリチャード・ベリー&ザ・ファラオスがFLIPレーベルに吹き込んだ同名R&B作品のカバーです。
1961年にザ・ウェイラーズ+ロッキン・ロビン・ロバーツが吹き込み、1962年にはローカルのジュークボックスで幾度となくプレイされ人気となっていたバージョンの「ルイ・ルイ」がお手本になっています。
The Wailers
ザ・キングスメンによる本作や、ポール・リヴィア&ザ・レイダースらによって受け継がれてきます。
ザ・キングスメンのバージョンも、ザ・ウェイラーズの影響下にあるハードかつダンサブルな演奏でアレンジされていますが、決してうまいとは言えない不安定な演奏やボーカルのジャック・イーリーが不明瞭な歌い方をしたり歌い出しを間違えている箇所も"生々しいライブ感があって良い”という理由でそのまま採用されました。
そんな内容でしたが逆に強烈なインパクトを放ち100万枚を超える大ヒットとなり、以降「ルイ・ルイ」はロック史における重要曲となり多くのミュージシャンに愛され続けてきました。そういった経緯で、「ルイ・ルイ」のカバーが相次ぎ、US RHINOレーベルからV.Aコンピレーション・アルバム『The Best Of Louie Louie Vol.1 & 2』が制作されて、そこで主要なバージョンの「ルイ・ルイ」は網羅されています。
1979年のイギリス映画『さらば青春の光』にも収録されており、モッズ・クラシックスとしても知られています。
オリジナル・カンパニースリーブ付きです。
コンディション:NM/NM マトリックス番号:BVS 15705-1F G1 / AVS-15705-1E G1 |
R&B~ソウル・グループ。1954年にオ・ケリー+ルドルフ+ロナルド+ヴァーノン・アイズレー兄弟 らによりオハイオ州コロンバスで活動していたゴスペル・グループが母体となる。1956年頃、音楽スタイルをR&Bに変更して活動。1957年にTEENAGEレーベルに初録音し、その後MARK-X, CINDY, GONEレーベルにも録音しており、初期はドゥーワップやブラック・ロックンロールを歌う。1959年にRCA VICTORレーベルに移籍し、ポップ歌手エディー・ホッジスがヒットさせる「I'm Gonna Knock On Your Door」のオリジナル・バージョンを発表。その後ゴスペル・スタイルを取り入れた「hout」がナショナルヒットを記録し、「Shout」は初期のソウル・ミュージックとして影響力を持った。1961年はATLANTICレーベルで数枚のシングルを発表し、1962年にはWANDレーベルに移籍し、「Twist & Shout」、「Twistin' With Linda」といったダンスナンバーでヒットを出した。またWAND期の「Nobody But Me」はロック・グループ/ザ・ヒューマン・ベインツによりカバーされ大ヒットしている。1963-1964年の間にはUNITED ARTISTSレーベルに録音を残し、1965年にはジミ・ヘンドリックスと共にT-NECK, ATLANTICレーベルに録音を残した。1965年にMOTOWNレーベルと契約し、サブレーベルのV.I.P.レーベルに録音。1966年にTAMLAレーベルから「This Old Heart of Mine (Is Weak for You)」、「Take Some Time Out For Love」、「I Guess I'll Always Love You」等をコンスタントにヒットさせています。1969年にT-NECKレーベルで「It's Your Thing」をヒットさせた以降、メンバー・チェンジを繰り返しながら70~80年代も第一線で活躍し続けた名ソウル・グループである。
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アーティスト【ザ・キングスメン】
ロック・バンド。リン・イーストンとジャック・イーリーは、地元の新聞が後援するジャーナル・ジュニアーズとヤング・オレゴニアンズのレビューで、それぞれ幼い頃から演奏を始めた。1957年に彼らは一緒に演奏を始め、エリーはボーカルとギターを弾き、イーストンはドラムキットで演奏した。両親が親友だったので、2人のティーンエイジャーは一緒に育った関係でもあった。イーストンとイーリーは地元のパーティーやイベントで演奏し、すぐにマイク・ミッチェルをギターに、ボブ・ノードビーをベースに加えてバンドを固め、自らをザ・キングスメンと名乗った。1962年に当時まだ高校1年生だったドン・ガルッチが別のグループ/ザ・ロイヤル・ノーツから抜擢されキーボードを演奏した。1963年にJERDENレーベルに録音したリチャード・ベリーのカバー「Louie Louie」が、ニューヨークのWANDレーベルよりディストリビュートされナショナル・ヒットを記録。その後も「Money」「The Jolly Green Giant」といったヒットを1966年頃まで発表している。ダンス・バンドとしてのグルーヴ感と、地元の先輩バンドにあたる、ザ・ウェイラーズに影響を受けたパンキッシュなスタイルが魅力となるノースウェストを代表する名グループである。
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