The Falcons - The Teacher / Waiting For You

ウィルソン・ピケット、ジョー・スタブスなど、後の大物ソウル歌手が多数在籍した事でも知られるデトロイトR&B～ソウル・グループ／ザ・ファルコンズが、1959年にUS UNITED ARTISTSレーベルからリリースしたシングルで、ドン・コスタ・プロデュースにより、全米R&Bチャートで最高18位を記録したベストソングのひとつです。

「先生」をモチーフにしたキャッチーなアップテンポ・ナンバーを、ドン・コスタのバンドが演奏する軽快なサウンドとコーラスに乗せて、ジョー・スタブスのリードヴォーカルが熱っぽく歌いあげる50's R&B・ナンバー！

ドゥーワップの範疇に入る作風ですが、やはりジョー・スタブスのリード作品という事で、初期のソウル・ミュージックとしても重要視されており、UK KENTレーベル編集によるV.Aコンピレーション・アルバム『The Birth of Soul Vol.3』にも収録されている名作です。

裏面はポップ・バラードです。

コンディション：VG+/VG(+) マトリックス番号：ZTSP60505-1B / ZTSP60506-1A

アーティスト【ザ・ファルコンズ / ザ・ファビュラス・プレイ・ボーイズ（The Fabulous Play Boys）】
R&B～ソウル・グループ。デトロイトR&B～ソウル。1955年にデトロイトで結成。1956年にMERCURYレーベルに初録音。1959年にFLICKレーベルでサックス・カリが手がけた「You're So Fine」が、同年にUNART/UNITED ARTISTSレーベルからディストリビュートされて全国的なヒットを記録。1962年にLU PINEレーベルに移籍し、傑作といわれる「I Found A Love」を発表しヒットさせた。他ATLANTICレーベルにも録音がある。第一期のファルコンズのメンバーにはウィルソン・ピケット、ジョー・スタブス、エディー・フロイド、サー・マック・ライスらが在籍しており、彼らがソロ歌手として独立していったのをきっかけにグループは解散した。そしてザ・ファビュラス・プレイ・ボーイズというグループが第二期のファルコンズとして仕立て上げられたが、ロバート・ウォードを擁する新生ファルコンズの実力も素晴らしく、BIG WHEEL等のレーベルに録音を続け、1960年代の後半まで活動している。