The Edgar Winter Group - Frankenstein / Undercover Man

ジョニー・ウィンターの弟として知られるマルチ楽器奏者でボーカリストのエドガー・ウィンターが、自身のバンド、ジ・エドガー・ウィンター・グループで、1973年2月21日にEPICレーベルからリリースしたシングルです。

リック・デリンジャー・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高1位、カナダのチャートで最高1位、全英シングルチャートで最高18位を記録しました。1973年6月19日にRIAAによってゴールド認定されました。ローリング・ストーン誌は「ベスト・ロック・インストゥルメンタル・トップ25」のリストで第7位にランクしました。

1972年のアルバム『ゼイ・オンリー・カム・アウト・アット・ナイト』に収録されシングルとしてもリリースされました。



バンドのドラマーであるチャック・ラフによる造語によるタイトルは、「怪物のような、鈍いビート」の曲のイメージに適切でした。グループ唯一のインストゥルメンタルカットであるこの曲は、当初はアルバムに収録される予定ではなく、直前の追加として気まぐれで収録されたそうです。レコーディングでウィンターは、キーボード、アルトサックス、ティンバレスなど、トラック上の多くの楽器を演奏しました。ダブル・ドラムソロもあり、ラフがドラム、ウィンターがパーカッションを担当しています。多くのオリジナルのスタジオ録音を大規模に編集し、多くのセクションをつなぎ合わせて完成させた70's ロックの大作です。

裏面もブルージィなボーカル入りのロック・ナンバーとなる2サイダーとしておすすめです。

アーティスト【エドガー・ウィンター】





Edgar Holland Winter（1946年12月28日生まれ）アメリカのマルチ楽器奏者で、キーボード、サックス、パーカッションを演奏するほか、ボーカリストとしても活動している。ブルース・シンガー兼ギタリストの故ジョニー・ウィンターの弟。自身のバンド、ジ・エドガー・ウィンター・グループを率いて活動し、「Frankenstein」と「Free Ride」の2曲がヒットし、1970年代にピークに達した。