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Sixties 45

The Dave Clark Five - Because / Everybody Knows (Re-Issue)

1993(1964) USA Re-Issue 45rpm Record [DAVE CLARK FIVE/HR-65914-7]

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豪快なテナーサックス、バリバリのオルガンを配した肉厚なロックンロール・サウンドは“トッターハム・サウンド”と呼ばれて人気を博したブリティッシュ・ビート・グループ/ザ・デイヴ・クラーク・ファイヴが、1964年8月にEPICレーベルからリリースした作品の1993年DAVE CLARK FIVEレーベル・リイシュー・シングルです。

エイドリアン・クラーク・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高3位を記録し、USキャッシュボックスチャートで最高7位、カナダのチャートで最高3位を記録しました。

3枚目のスタジオ・アルバム『アメリカン・ツアー』(1964年)に収録した曲です。



デイブ・クラークとマイク・スミスが書いた曲で、おそらく意図的に、ザ・ビートルズの「レノン=マッカートニー」風のメロディーで作曲されたと思われるメロウなビート・バラードです。リヴァプール・サウンドに寄せたサウンドで、力押しを売りにしたバンドの演奏もここでは封印し、ボーカルも洗練されたスタイルで仕上げました。それまでDC5のシングル・ヒットはアップテンポ曲で人気があったため、EPICレーベルは当初、このバラードをA面として売り出すことに難色を示したそうです。「ビコウズ、アイ・ラヴ・ユー」というロマンチックなラヴ・ソングを、甘くメロディアスな楽曲と演奏に乗せた60's ブリティッシュ・ビート・クラシックスです。

1985年にジュリアン・レノンのバージョンは全英シングルチャートで最高40位を記録しました。



裏面は、1964年10月にEPICレーベルからリリースした作品のカップリングです。

エイドリアン・クラーク・プロデュースによる作品で、ビルボード・トップ100チャートで最高15位、カナダのチャートで最高21位、UKシングルチャートで最高37位を記録しています。

「私は私の時間を無駄にしてきた事を誰もが知っている できるだけ早くあなたを忘れてしまいたい しかし、私はまだあなたを愛しています」かなり深刻そうな失恋と思われるサッドな楽曲を、力強い演奏に乗せた60's ビート・バラードです。イギリスでは前ヒット作「エニィ・ウェイ・ユー・ウォント・イット」とは一転して、しっとりとした作風で新境地を開きましたが、アメリカでは前シングルでのヒット曲「ビコウズ」のフォローアップとしてリリースされています。

コンディションNM/NM/RI
マトリックス番号65914-7-A 0-1 / 65914-7-B 0-7


アーティスト【ザ・デイヴ・クラーク・ファイヴ】











ブリティッシュ・ビート・グループ。グループの頭文字をとって「DC5」の表記も有り。1942年ノース・ロンドン生まれのデイヴ・クラークが、1957年に結成したザ・デイヴ・クラーク・クインテット(The Dave Clark Quintet)が前身となる。1962年UK EMBERレーベルに初録音し、1962-1963年にUK PICCADILLYレーベルにも録音を残す。1963年以降はUK COLUMBIA, US EPICレーベルから「Do You Love Me」「Glad All Over」「Because」「Anyway You Want It」「Everybody Knows (I Still Love You)」「Reelin' and Rockin'」「Come Home」「Catch Us If You Can」「Over And Over」「Everybody Knows」「The Red Balloon」「Good Old Rock 'n' Roll」等をヒットさせた。1964-1967年の間にUSビルボードチャートに17曲ものトップ40ヒットを送り込み、人気音楽番組「ザ・エド・サリヴァン・ショウ」には18回も出演し、本国イギリスよりもアメリカで高い人気を誇った。豪快なテナーサックス、バリバリのオルガンを配した肉厚なサウンドは、マージービートに対抗して(彼らの活動場所であった)「トッターハム・サウンド(Tottenham Sound)」と呼ばれた。グループは1970年に解散。2008年にロックンロールの殿堂入りを果たす。