The Brothers Four - Greenfields / Angelique-O (w/PS)

1956年にファイ・ガンマ・デルタ友愛会のメンバーで結成されたフォーク・グループ／ザ・ブラザーズ・フォーが、1960年1月にCOLUMBIAレコードからリリースしたシングルです。ビルボード・ホット100チャートで最高2位、UKシングルチャートで最高40位を記録しました。

1958年にザ・イージー・ライダースというフォーク・トリオが初吹き込みをした作品のカバーです。



ザ・イージー・ライダースのバージョンと比較すると、どこか陰りのある湿っぽさと若々しいコーラスによるハーモニーが際立つ名バージョンです。

ハリウッドでもお馴染みのプロデューサー／メナヘム・ゴーランによる、ジョージ・ルーカスの『アメリカン・グラフィティ』に触発されて作られた、オールディーズをふんだんに使った1978年公開のイスラエル映画『グローイング・アップ』に挿入されていました。


Movie - Growing Up

裏面はカリプソ・スタイルのフォークソングです。

オリジナル・ピクチャースリーヴ付きです（保存状態は良好です）。

アーティスト【ザ・ブラザーズ・フォー】



フォーク・グループ。1956年にファイ・ガンマ・デルタ友愛会（1848年にペンシルバニア州キャノンズバーグのジェファーソン大学で設立された秘密結社）のメンバーであったボブ・フリック、ジョン・ペイン、マイク・カークランド、ディック・フォーリーはワシントン大学で出会いグループを結成した。したがって実兄弟ではないが、グループ名にブラザーズ名を名乗った。1959年にサンフランシスコでデイブ・ブルーベックのマネージャーであるモート・ルイスに会った。ルイスは彼らのマネージャーになり、その年の後半にCOLUMBIAレコードと契約をした。1960年1月にリリースされたシングル「Greenfields」は100万枚以上の大ヒットとなりRIAAからゴールドディスクを授与された。ブリティッシュ・インヴェイジョンとボブ・ディランのようなエッジの効いたフォークロック・ミュージシャンの台頭により、ザ・ブラザーズ・フォーの初期の成功は終わりを告げたが、彼らはパフォーマンスを続け、レコードを作り続け、特に日本とアメリカのホテル・サーキットで成功を収めている。