The Association - Along Comes Mary / Your Own Love

繊細、複雑なハーモニーで人気を博したロサンジェルス出身の60's ロック、フォーク・ロック、サンシャイン・ポップ、サイケデリック・フォーク・グループ／ジ・アソシエーションが、1966年3月にVALIANTレーベルからリリースしたシングルです。

カート・ベッチャー・プロデュースによる作品です。

同年の7月に発売されたデビュー・アルバム『アンド・ゼン...・アロング・カムズ・ザ・アソシエーション』に先立ってリード・シングルとして1966年3月にリリースされました。



ビルボード・ホット100チャートで最高7位、USキャッシュボックスチャートで最高9位、カナダのRPMチャートで最高8位を記録しました。

タンディン・アルマーが書いた曲です。誰も見たことのない艱難（かんなん：困難にあって苦しみなやむこと。つらいこと。なんぎ。）」について、自分の欠点を呪い、一度は自分自身に幻滅した青年の歌です。メアリーという女性が彼に慰めを与え、人生を改善してくれると信じています。当時のリスナーは、メアリーは「マリファナ」について言及していると連想しました。

1999年にアメリカのロックバンド、ブラッドハウンド・ギャングは、歌詞に合わせて新しいパンク・ミュージックで再解釈したバージョンを録音し、1998年の映画『ハーフ・ベイクド』のサウンドトラックに収録されました。1999年5月にシングルがリリースされ、オーストリアで5位、ドイツで6位、スイスで13位に達しました。このバージョンはオーストリアとドイツの両国でゴールド認定を受ける大ヒットになっています。

裏面もカート・ベッチャー制作による、軽快なアップテンポのポップ・ロック・ナンバーです。

コンディション：NM/NM/DH マトリックス番号：366-89 / 366-88

アーティスト【ジ・アソシエーション】





60's ロック、フォーク・ロック、サンシャイン・ポップ、サイケデリック・フォーク・グループ。1964年にロサンジェルスで結成されたジ・インナー・チューブス（The Inner Tubes）が母体となり、1965年に地元のクラブ「トルバドール」のハウス・バンドとして進化した13人編成のフォーク・ロック・バンド＝ザ・メン（The Men）がグループの前身となる。1965年にVALIANTレーベルと契約し、カート・ベッチャー制作による「Along Comes Mary」や「Cherish」が大ヒットを記録した。その後新プロデューサーにジェリー・イェスターを迎えアルバム『Renaissance』を制作した。1966年にはメンバーチェンジを経てWARNER BROS.レーベルに移籍し、1967年にボーンズ・ハウ制作による「Windy」がヒットしています。1968年には名盤と誉れ高いアルバム『Birthday』を制作した。1974年にグループは解散し、その後何度か再結成をして活動したりしている。