Syl Johnson - Little Sally Walker / I Resign From Your Love (Repro)

60年代後半から80年代前半にかけ活躍した事で知られる戦後シカゴ・モダン・ソウル・シンガー、ギタリスト、ハーピスト／シル・ジョンスンが、1962年にUS FEDERALレーベルからリリースした作品のUKリプロ盤です。

ソニー・トンプソンとの共作で、R&B・ボーカル・デュオのドン＆デューイがSPECIALTYレーベルに残した同名曲をベースにしたと思われます。



ロッキン・ブルースのノリの良さと、KING/FEDERALレーベルらしいダンサブルで肉厚なサウンドとが調和した60's R&B・ロッカー！

V.Aコンピレーション・アルバム『Welcome To The Club』、『Grab This and Dance Vol 5』に収録された他、70年代にも再発された記録のある人気曲で、あとはニューブリードR&Bとしてもお薦めの作風であります。

裏面もじっくり聴けるタイプのアーリー・ソウル・バラードでお薦めです。

コンディション：NM/NM/RE マトリックス番号：FEDERAL 12454A / FEDERAL 12454B

アーティスト【シル・ジョンスン】
Sylvester Thompson (July 1, 1936, Holly Springs, Mississippi) 戦後シカゴ・モダン・ソウル・シンガー、ギタリスト、ハーピスト。1950年に家族でシカゴに移住し、隣の家にマジック・サムが住んでいたのがきっかけでブルース・シーンに関わり、50年代はマジック・サムやビリー・ボーイ・アーノルド、ジュニア・ウェルズ、ハウリン・ウルフ、ジミー・リードらとも活動。1959年にFEDERALレーベルと契約して、フレディー・キングのバンドをバックに初録音。FEDERALレーベルには1962年までに計6枚のシングルを残し、その後CHA CHA, T. M. P., ZACHRON, TAG Ltd., SPECIAL AGENTレーベルに録音を残す。1967年にTWILIGHTレーベルに移り、同年に「Come On Sock It to Me」がヒットしたほか、次作の「Different Strokes」と1969年の「Is It Because I'm Black」も彼の代表作品として知られる様になっている。1972年にはメンフィスのプロデューサー／ウィリー・ミッチェルの誘いでHIレーベルに移籍し、「We Did It」、「Back for a Taste of Your Love」、「Take Me to the River」等を大ヒットさせた。1977年には自身でSHAMAレーベルを立ち上げて独立し、その後1982年にBOARDWALKレーベルに最後の録音を残している。