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R&B 45

Ruth Brown - (Mama) He Treats Your Daughter Mean / R. B. Blues (Re-Issue)

1970s(1958) USA Re-Issue 45rpm Record [ATLANTIC/45-986]

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R&B黎明期から50年代の黄金期におけるヒット曲の数々で、50年代のR&Bシンガーを代表する存在となった女性R&B・シンガー、ルース・ブラウンが、1953年にATLANTICレーベルからリリースした作品の、1970's 正規リイシュー・シングルです。

ビルボード・トップ100チャートで最高23位、ビルボード・R&Bチャートで5週連続1位を記録しました。

ジョニー・ウォレスとハーバート・J・ランスが書いた曲です。ATLANTICレコードのプロデューサー、ハーブ・エイブラムソンによると、ランスは友人のウォレス(ボクサーのコーリー・ウォレスの兄弟)とこの曲を書いたそうです。ジョージア州アトランタの路上でブルース歌手が悲しげな曲を歌っていて、おそらくそれは、1920年代にブラインド・レモン・ジェファーソンが録音した「ワン・ダイム・ブルース」ではないかと回想しています。その曲の歌詞には「ママ、娘を意地悪しないで」という一節が含まれています。

ルース・ブラウンによると、この歌詞は黒人教会の霊歌が元になっているといいます。ブラウンは当初この曲が気に入らなかったそうですが、エイブラムソンがテンポを上げて再編した後、ランスとウォレスに説得されて最終的に1952年12月に録音しました。

マンボ・ジャズ風の編曲をブルージィなミッドテンポに落とし込み、パワフルなブラウンのリードボーカルが歌い上げる50's フィメールR&B・ジャンプ・クラシックスです。

裏面はブルース・バラードです。

<参加ミュージシャンと録音場所+日時>
Ruth Brown - [Mama, He Treats Your Daughter Mean] / [I'll Step Aside]
King Curtis, Seldon Powell, tenor sax; Sy Mann, piano; Everett Barksdale, guitar; Wendell Marshall, bass; Belton Evans, drums; Ruth Brown, vocal; James Leyden, Robert Miller, Mary-Margaret Mullen, Marcia Neil, Maeretha Stewart, choir.
NYC, October 28, 1958

オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

コンディション:NM/NM/RI
マトリックス番号:A960-10 / A-515-10


アーティスト【ルース・ブラウン】



















Ruth Brown (January 12/January 30, 1928 Portsmouth, Virginia, U.S. - November 17, 2006 Henderson, Nevada, U.S.) 女性R&B・シンガー。“R&Bの女王”や“ミス・リズム”という愛称で呼ばれ、音楽ジャンルの「R&B(リズム&ブルースの頭文字)」とは、Ruthの「R」、Brownの「B」の事であるとまでいわれた。17歳でジミー・ブラウンというトランペット奏者と駆け落ちして旅興行の道に入る。1946年にはラッキー・ミリンダの楽団にも歌手として一時期参加。初録音は1949年のATLANTICレーベルで、1953年に「Mama He Treats Your Daughter Mean」が大ヒットを記録する。以降はバラード曲よりも、勢いのあるマンボやジャンプ、ロックンロールのリズムに乗せたR&Bを得意とし、ATLANTIC初期~中期のスターとして大活躍した。1961年にはATLANTICレーベルを退社し、ヴィーナス(Venus)という偽名で、MAYNORレーベルに録音。1962年にPHILIPSレーベルと契約し、以降は1969年頃までNOSLEN, LG, DECCA, MAINSTREAM, SOLID GOLD, SKYE等のレーベルにジャズ路線の作品を録音している。