Ruby & The Romantics - Hey There Lonely Boy / Think [Promo]

オハイオ州アクロンで結成された男女混成によるR&Bグループ／ルビー＆ザ・ロマンティックスが、1963年にKAPPレーベルからリリースしたシングルです(ホワイト・レーベル・プロモ盤)。

一連のヒットを手がけるアレン・スタントンのプロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高27位、ミドルロードチャートで最高5位を記録しました。

アール・シューマン＆レオン・カーが書いたメロディアスなバラード曲を、洗練されたオーケストラ・サウンドに乗せて、スムースなボーカル＋コーラスで仕上げた60's ポップR&B～60's ガール・ポップス・クラシックスです。リトル・アンソニー＆ジ・インペリアルズや、ザ・ロイヤレッツといった、テディー・ランダッツォ系のサウンドがお好きな方におすすめです。

1969年にソウル・シンガーのエディー・ホールマンが大ヒットさせる「ヘイ、ゼア・ロンリー・ガール」（全米チャート2位、R&Bチャート4位）のオリジナル・バージョンとしても重要です。



1978年に山下達郎氏のライブアルバム『イッツ・ア・ポッピン・タイム』の中で、エディー・ホールマンのアレンジでカバーされています。



裏面はクライド・オーティス制作による美しいポップ・バラードとなる2サイダー盤です。

オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

アーティスト【ルビー＆ザ・ロマンティックス】













R&B～ポップ・グループ。女性シンガーのルビー・ナッシュを中心に、オハイオ州アクロンで結成された男女混成によるR&Bグループ。録音は1963年以降にKAPP, ABC, A&Mレーベルにあり、ボサノヴァのリズムを取り入れた「Our Day Will Come」('63-)や、エディー・ホールマンによるヒットで有名になった「Hey, There Lonely Boy」が代表作品として知られています。低音から高音までをカバーするフルレンジのハーモニーと、スムースでリッチなボーカルが醸す優美な世界はグループの独断場で、後のテディー・ランダッツオォやMORの音楽観にも影響を与えているといわれています。