Roy Orbison - Workin' For The Man / Leah
1962 USA Original 45rpm Record [MONUMENT/45-467]
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3~4オクターブの声域を誇る、バリトン・ボーカルの天才歌手でもあり、ポップス界屈指のメロディー・メイカーで、名プロデューサーとしても知られる、テキサス州ヴァーノン出身のロックンロール/ロカビリー、ソングライター、ギタリスト/ロイ・オービソンが、1962年9月8日にMONUMENTレーベルからリリースしたシングルです。
フレッド・フォスター・プロデュースによる作品です。
Roy Orbison & Fred Foster
ビルボード・ホット100チャートで最高33位、カナダのチャートで最高19位、全英シングルチャートで最高50位を記録しました。
ロイ・オービソンが書いた曲で、オービソンとジョー・メルソンの脚本提携解消後の最初のリリース作品でした。オービソンは1960年代初頭にエルパソ天然ガス会社で働いており、その時期の彼自身の経験にインスピレーションを得て作曲されました。歌詞は、ブルーカラーの単調な仕事についてで、長時間労働、重労働、労働者ではなく上司に利益をもたらすシステムに囚われている感覚を描いています。歌詞は多様に解釈されていますが、一般的には労働者と経営者の間のパワー・バランスの不均衡に対する批判として見られています。しかし、この曲には希望の光も含まれており、いつか自分自身がボスになることを夢見ています。
モダンなロカビリー解釈で、ボブ・ムーアが指揮するナッシュビル・サウンドでスタイリッシュに仕上げた60's ロッカーの名作です。この曲はロックンロール・ジャンルのクラシックとみなされ、労働者階級への賛歌として認知されるようになっています。
Bob Moore
裏面もヒットしており、ビルボード・ホット100チャートで最高25位、カナダのチャートで最高19位を記録しました。
こちらもオービソンが書いた曲で、失った愛、リアという女性の夢を繰り返し見て忘れられない男性ついてのバラードです。1966年に最初の妻を亡くしたオービソン自身の悲しみに基づいているのではないかと推測されています。主人公の男性はネックレスを作るために真珠を求めて水に潜りますが、水中に閉じ込められてしまいます。目を覚ますと、彼はそれが単なる夢であることに気づき、眠りの中でリアと再会することを切望するという結末で曲は終わります。
ミニマルなオーケストレーションが夢のような雰囲気を生み出し、歌詞の感情的な重みが強調されます。オービソン特有の伸びやかなボーカルとドラマチックな表現が特徴です。繰り返される「Le-Leah」のコーラスは印象的で、絶望的なタッチを加えています。
「リア」は、オービソンの他のヒット曲ほど商業的に成功したわけではありませんが、ありのままの感情、傷つきやすさ、美しいメロディーが高く評価され、ファンの間でカルト的なクラシックとなっています。
コンディション:VG(+)/VG マトリックス番号:M0838-1C / M0837-1B |
アーティスト【ロイ・オービソン】
ロックンロール&ポップ、ロカビリー、ソングライター、ギタリスト。1936年テキサス州ヴァーノン生まれで、1988年12月6日に死去。本名 Roy Kelton Orbison 。3~4オクターブの声域を誇る、バリトン・ボーカルの天才歌手でもあり、ポップス界屈指のメロディーメイカーで、名プロデューサー。初期は自己のバンド/ザ・ティーン・キングス(The Teen Kings)でロカビリーを演奏/歌っており、1957年にSUNレーベルと契約を結び、デビュー作の「Ooby Dooby」がナショナルヒットとなる。そして1959年頃まで、エルヴィス・プレスリーの後任的な存在で、SUN, RCA VICTORに録音を残す。1960年からはMONUMENTレーベルと契約し、1965年頃まで「Only the Lonely」「Crying」「In Dreams」「Oh, Pretty Woman」といったトップ40ヒットを22曲も連発している。1965年からはMGMレーベルに移籍したが、1960年代後半の活動は不調が続いた。1970年代以降も活動し、1987年にロックンロールの殿堂入りを果たし、ローリングストーン誌が選ぶザ・グレーテスト・アーティスト・オブ・オール・タイムでは37位に選定されている偉大なる人物である。