Ricky Nelson - Poor Little Fool / Don't Leave Me This Way

50～60年代にかけて多くのヒットを残し、ティーンアイドルとしても人気を博した、ニュージャージー州ティーネック出身の白人男性ポップ・シンガー、ソングライター、俳優／リッキー・ネルソンが、1958年6月23日にIMPERIALレーベルからリリースしたシングルです。ビルボードホット100チャートで最高1位、R&Bチャートで最高3位、カントリーチャートで最高3位、UKシングルチャートで最高4位、オーストラリアのチャートで最高10位を記録しました。

シャロン・シーリーは彼女が15歳の時にこの曲を書きました。


Sharon Sheely & Ricky Nelson

彼女はエルビス・プレスリーに会った事があり、エルヴィスは彼女に曲を書くようにすすめたそうです。曲は彼女がジ・エヴァリー・ブラザーズのドン・エヴァリーとの短期間の交際に失望した経験に基づいています。シーリーはリッキー・ネルソンに曲を録音してくれるように頼み、1958年4月17日ハリウッドにあるユナイテッド・レコーディング・スタジオで録音されました。録音にはザ・ジョーダネアーズがコーラスで参加しています。このシングルの成功に続いて、シーリーはエディ・コクランに曲を提供し協力しました。


Sharon Sheely & Eddie Cochran

テリー・ブラックは1965年にこの曲のバージョンをリリースし、カナダのチャートで最高6位に達しました。



裏面はネルソン自作によるポップソングです。

コンディション：NM/VG++ マトリックス番号：45-IM-1597-1 / 45-IM-1602

アーティスト【リッキー・ネルソン｜リック・ネルソン】



白人男性ポップ・シンガー、ソングライター、俳優、ティーンアイドル。1940年ニュージャージー州ティーネック生まれで、1985年に死去。本名 Eric Hilliard Nelson 。ティーン期には エルヴィス・プレスリー や カール・パーキンス に影響をうけて歌手を目指す。1957年にVERVEレーベルと契約し、「I'm Walkin'」 / 「A Teenager's Romance」がナショナルヒットを記録。同年にIMPERIALレーベルに移籍し、1958年の「Poor Little Fool」のヒットを皮切りに、1962年までトップ30位内のヒットを30曲も飛ばし、エルヴィス・プレスリー、パット・ブーンに注ぐ大ヒットメイカーとなった。1961年に芸名をリッキーからリックに変更。1963年にDECCAレーベルに移り「Fools Rush In」等のヒットを出したが、1964年以降はブリティッシュ・インベーションの影響によりヒット曲も減っていき、その後はカントリーロック等の新ジャンルに転向している。