Rickie Page - I'm His Girl (No One Knows Him But Me) / I Cry Inside [Promo]

プロデューサーのジョージ・モトラの妻で、ビバリー＆ザ・モータースクーターズ、ジョアン＆ザ・トライアングルズのメンバーで、また、3人の娘によるグループ「ザ・マジョレッツ」のバックシンガーも務めた女性セッション歌手であるリッキー・ペイジが、1965年にEPICレコードからリリースしたシングルです(ホワイト・レーベル・プロモ盤)。

Rickie Page

この時ナッシュヴィルからハリウッドにやってきたビリー・シェリルがプロデュースした作品です。

ジョージ・モトラ他が書いた哀愁のあるロッカバラード曲と、洗練されたオーケストラサウンド＋ダンサブルなグルーヴが融合した極上のポップ・ナンバーです。ペイジの歌声は透明感抜群で滑らかさも素晴らしい歌唱スタイルです。

◇

裏面もマイケル・ゴードンのアレンジメントによるバラード・スタイルの作品です。

メロウな曲調とウォール・オブ・サウンド（よりも洗練度重視）を参照した編曲も素晴らしい2サイダーです。

□コンディションVG--評価の傷盤ですが、音質のほうは主観で概ね良好な印象です。実際のレコードから作成した試聴音源をお試しいただきご検討よろしくお願いいたします。オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

アーティスト【ザ・バミューダス】

シンガー・ソングライター、プロデューサー、実業家のリッキー・ペイジ（Rickie Page）とその音楽一家の女性メンバーによるガールズ・グループ。様々なグループ名を使い分けており、ザ・バミューダス、ザ・マジョレット、ザ・ジョーゼット、ジョアン＆ザ・トライアングル、ビバリー＆ザ・モータースクーターズ等のプロジェクトがある。彼女の夫のジョージ・モトーラは、1964年のベッキー＆ザ・ロリポップスの「マイ・ボーイフレンド」をリリースしたTROYレーベルを運営していた。ザ・バミューダスは、レベッカ (ベッキー)・ペイジと、彼女の姉のジョアンナ、母親のリッキー、リッキーの妹のスージー・クイッケンドールで構成されていた。レベッカはリッキーとリードボーカルを共有し、長女のシーラが時々グループの写真に彼女の代わりに登場している。1957年、リッキー・ペイジは、ナッシュビルのいくつかのレーベルや、カリフォルニアで自分の名前を使用してレコーディングを開始した。彼女はまた、ザ・ジョーダネアーズ、ザ・スペクターズ・スリー、ボビー・“ボリス”・ピケットのクリプト・キッカーズのメンバーとしても活動した。