Ramsey Lewis Trio - The "In" Crowd / Hang On Sloopy (Re-Issue)

シカゴ・R&B～ソウル・ジャズを代表する黒人ジャズ・ピアニスト、作曲家、ラジオ・パーソナリティー／ラムゼイ・ルイスがトリオ編成で、1965年にARGOレーベルからリリースした作品の1983年正規リイシューです。

ビルボード・ホット100チャートで最高5位、ビルボード・R&Bチャートで最高2位を記録しました。

ヒットバージョンは約3分のエディットでしたが、このリイシューにあたり5分超のロングバージョンでエディットされた独自盤です。

ドビー・グレイが1965年にヒットさせた同名のR&Bヒット「ジ・イン・クラウド」のカバーで、ワシントンD.C.にあるジャズクラブで収録されたLIVE録音作品です。



バックビートを効かせた原作のダンサブルなR&B風味を活かしつつ、ピアノ＋ベース＋ドラムスによるシンプルなトリオ編成での技巧的かつ力強い演奏が、熱気のあるグルーヴを生み出した、60's R&B・ジャズ・クラシックス！

曲の中盤から盛り上がる展開は、ザ・パッカーズのホール・イン・ザ・ウォール」等のフォロワーを生み出した重要作品でもあります。



ロンドンではハードバップ等と比較して“踊れるジャズ”として巷で人気を博し、モッズを中心に支持が広がり、遂には“モッズ・クラシックス”として認識される様になった名作です。2001年にUNVERSALレーベル編集でリリースされた、所謂「モッズ・クラシックス」をコンパイルしたV.A CDアルバムボックス『The In Crowd (The Ultimate Mod Collection From The Original Style Movement 1958 - 1967)』に収録され、アルバムタイトルにも起用される程に愛された一曲である事が何よりの証左といえるでしょう。



裏面はザ・マッコイズのカバーです。



ロング・バージョンはこのシングル独自ですのでおすすめです！

アーティスト【ラムゼイ・ルイス】



黒人ジャズ・ピアニスト、作曲家、ラジオ・パーソナリティー。1935年シカゴ生まれ。本名 Ramsey Emmanuel Lewis, Jr. 。15歳でザ・クレフズ（The Cleffs）というジャズ・バンドに参加し、共に演奏していたアイザック・“レッド”・ホルト（Isaac ""Redd"" Holt：(dr)）、エルディー・ヤング（Eldee Young：(bs)）の3人体制でザ・ラムゼイ・ルイス・トリオを結成。1965年にARGOレーベルから出された「The In Crowd」が全米で大ヒットした以降、80枚ものアルバムをリリースし、うち5枚はゴールドレコード、3枚はグラミー賞を受賞する大物グループへと成長を遂げた。