Moe Koffman Quartet - The Swingin' Shepherd Blues / Hamboug Bound

カナダ・トロント出身のジャズ作曲家、フルート、サックス、クラリネット奏者／モー・コフマンが、1957年にJUBILEEレーベルからリリースしたシングルです。

ビルボード・ホット100チャートで最高38位、全英シングルチャートで最高23位を記録しました。

1955年にアメリカからカナダのトロントに戻り結成した自身のカルテットによる演奏をバックに、コフマンが書いた曲を、自身が演奏するフルートで奏でる50's ポップ・インストゥルメンタル・クラシックスです。ジャズのウォーキングベースのリズムが心地良いシャッフルリズムに、丁寧に吹かれたフルート・ソロの音色がセピア色の情景を紡ぐ古き良き時代の名作です。

1958年にテッド・ヒースによるバージョンが全英チャートで3位に達し、ジョニー・ペイトによるバージョンが全米チャートで57位に達し、ディヴィッド・ローズによるバージョンが全米チャートで70位に達、エラ・フィッツジェラルドによるバージョンが全英チャートで最高15位に達するヒットとなっています。

裏面はアップテンポのジャズ・インストゥルメンタル作品です。

アーティスト【モー・コフマン】



カナダ人ジャズ作曲家、フルート、サックス、クラリネット奏者。1928年カナダ・トロント生まれで、2001年に死去。本名 Morris Koffman 。50年代に米国に移住し、1955年にソニー・ダンハムや、ジミー・ドーシーで伴奏。1958年には再びカナダに戻り録音した、「Swinging Shepherd Blues」がUS JUBILEEレーベルよりヒットしている。