Little Stevie Wonder - Fingertips Part 2 / Fingertips Part 1
1963 USA Original 45rpm Record [TAMLA/T-54080]
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ヒット曲の数々と音楽的影響力において、20世紀のUSブラック・ミュージックを代表するR&B~ソウル・シンガー、ソングライター、作曲家、音楽プロデューサー、マルチな楽器奏者として知られるスティーヴィ-・ワンダーが、1963年にTAMLAレーベルからリリースしたシングルです。
ベリー・ゴーディーJr.プロデュースによる作品で、ビルボード・トップ100チャートで3週連続1位、R&Bチャートで6週連続1位を記録し、記念すべき出世作となりました。
クラレンス・ポールがアレンジャーを担当し、作詞作曲はクラレンスとヘンリー・コスビーが手が明けた作品で、1962年の6月にシカゴのリーガル・シアターで録音されたライヴ録音作品です。アルバム『The Jazz Soul of Little Stevie Wonder』に収録されていた作品のライヴ・バージョンで、シングルではパート.2となる裏面がチャートヒットした特異な作品であります。
Stevie Wonder - Fingertips (Original Studio Take)
ライヴの盛り上がりも中盤といったアンコール部分から幕を開け、コール&レスポンスでオーディエンスを煽る若干13歳の若き天才パフォーマーの名演!即興のハープで“メリーさんの羊”をプレイし、笑いを誘って出番も終了。という雰囲気の中、バンドも撤退し始めたにも関わらず演奏はさらに続き、次に控えていたメアリー・ウェルズの担当バンドのベーシスト/ラリー・モーセスが続きを演奏したという逸話があります。実際の録音の中でも、慌てふためいたラリーとバンドによる「キーは何だ?!キーは?」というやり取りから、演奏に流れ込む様子を聞く事ができます。
裏面はライヴの前半部分を収録しています。
コンディション:VG++/VG++/DH マトリックス番号:DM-V-031304-2 P5KM 8736 1 A1 / DM-V-031304-1 P5KM-8735 1 A1 |
アーティスト【スティーヴィー・ワンダー】
R&B~ソウル・シンガー・ソングライター、作曲家、音楽プロデューサー、マルチな楽器奏者。1950年ミシガン州サギノー生まれで、本名 Stevland Hardaway Judkins 。20世紀のUSブラック・ミュージックを代表する超大物。1961年にモータウンのオーディションに合格し、リトル・スティーヴィー・ワンダー(Little Stevie Wonder)の芸名でTAMLAレーベルよりデビュー。若干11歳にして歌って作曲し、ハープを拭いて、ドラム+ボンゴを叩く「天才少年」として注目される。最初はヒットはなかったが、1963年に「Fingertips (Pt.2)」がヒットした以降は、「Uptight (Everything's Alright)」「Blowin' in the Wind」「A Place in the Sun」「I Was Made to Love Her」「For Once in My Life」「Shoo-Be-Doo-Be-Doo-Da-Day」「My Cherie Amour」「Yester-Me, Yester-You, Yesterday」等々、生涯で計30曲以上のU.S.トップ10ヒットを放ち、計22部門でグラミー賞を受賞するという快挙を成し遂げる。ローリング・ストーン誌が選ぶ「歴史上最も偉大な100人のシンガー」に於いては第9位に選定されているソウル・スターである。2020年代も現役活躍中。