Little Richard - Lucille / Send Me Some Lovin' (Wavy line label)
1957 USA Original 45rpm Record [SPECIALTY/598]
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50年代のSPECIALTYレーベル時代には数多くのヒット曲を放ち、ロックンロール時代を牽引した重要人物としても知られるR&B・シンガー、ピアニスト、ソングライター/リトル・リチャードが、1957年2月にSPECIALTYレーベルからリリースしたシングルです。
ロバート・“バンプス”・ブラックウェル・プロデュースによる作品です。
ビルボード・トップ100チャートで最高21位、ビルボード・R&Bチャートで2週連続1位を記録しました。
ニューオーリンズ録音による重厚なリズムをバックに、絶叫に近いボーカルで「ルシーッァ!」とシャウトする50's ロックンロールのマスターピース!録音は1956年7月30日・ニューオーリンズのJ&Mレコーディング・スタジオで、参加メンバーはリー・アレン(テナーサックス)、アルヴィン・“レッド”・タイラー(バリトンサックス)、ロイ・モントレル(ギター)、フランク・フィールズ(ベース)、アール・パーマー(ドラム)となっております。
ザ・ビートルズ、ジ・エヴァリー・ブラザーズやザ・ホリーズ等、カバーも多い名作です。
裏面はビルボード・トップ100チャートで最高54位、ビルボード・R&Bチャートで最高3位を記録した両面ヒット盤です。
こちらはサム・クックもカバーしたR&Bバラードの隠れた名曲でおすすめです。
コンディション:VG/VG/WOL/RW マトリックス番号:45-SP-598-5045 / 45-SP-598-5043 |
アーティスト【リトル・リチャード】
Richard Wayne Penniman (December 5, 1932;Macon, Georgia - May 9, 2020;Tullahoma, Tennessee) R&B・シンガー、ピアニスト、ソングライター。黒人ロックンロールの王様。1951年にRCA VICTORレーベルからデビューし、1953年にはジョニー・オーティスの下でPEACOCKレーベルにも録音しており、初期はブルースを演奏。1955年に自身のロード・バンド/ジ・アップセッターズ(The Upsetters)を結成。R&Bシンガーでピアニストのエスケリータ(Esquerita)からヒントを得たという(真相は不明)、パンピン・ピアノと絶叫ヴォーカル、そしてポンパドール・ヘアとちょび髭をトレードマークにした、ロックンローラーへと転向しロサンジェルスのSPECIALTYレーベルと契約。同レーベルのA&R/バンプス・ブラックウェルの提案でニューオーリンズへ行き、現地の名門コジモ・マタッサ・スタジオで録音したロックンロールが爆発的にヒットを記録。「Tutti-Frutti」、「Long Tall Sally」、「Slippin' and Slidin'」、「Rip It Up」、「Ready Teddy」、「Heeby-Jeebies」、「The Girl Can't Help It」、「Jenny, Jenny」、「Keep A-Knockin'」、「Good Golly, Miss Molly」、「Ooh! My Soul」、「Baby Face」といった多くヒット曲を放ち、そのほとんどがロックンロールのスタンダードとなっている。2003年にはローリングストーン誌が選ぶ『100 Greatest Artists of All Time』で8位に選定。ジェームス・ブラウンからポール・マッカートニーにまで影響を与えた名歌手である。1957年に「ロックンロールは悪魔の音楽」だという理由で、人気の絶頂期に突如引退を表明し、アラバマ州のオークウッド大学に入学して神学を修め牧師となったが、1962年にMERCURYレーベルからR&B歌手として復活。以降は1963年にLITTLE STAR, ATLANTIC, CORALレーベルに録音し、1965年にVEE-JAYレーベル、1966年にOKEH, MODERNレーベル、1968年にBRUNSWICKレーベル、1970年にREPRISEレーベル等に録音を続け、2010年代以降も現役で活躍中であった。2020年5月9日に死去。