Johnny Cash - Ring Of Fire / I'd Still Be There

カントリー・ミュージックをベースに、フォーク、ブルース、ゴスペル等を融合させた独自のロックンロールで、多大な影響を与えたロックンロール界の重要人物として評価されるロックンロール・シンガー、ソングライター、ギタリスト、ハープ奏者／ジョニー・キャッシュが、1963年にCOLUMBIAレーベルからリリースしたシングルです。

ドン・ロウ＆フランク・ジョーンズ・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高17位を記録しました。本作はキャッシュのキャリアの最大のヒット曲の1つとなり、7週間もの間カントリーチャートのナンバーワンに留まりました。

2010年1月21日にRIAAからゴールド認定を受け、120万件を超えるデジタルダウンロードを販売しています。2003年にCMTが選ぶ「100・グレーテスト・ソングス・オブ・カントリー・ミュージック」のリストで第4位に選定され、ローリングストーン誌が選ぶ「ザ・500・グレーテスト・ソングス・オブ・オール・タイム」では第87位に選定されました。2014年6月、ローリングストーン誌は「100・グレーテスト・カントリー・ソングス・オブ・オール・タイムのリストで第27位に選定されました。

ジューン・カーター・キャッシュとマール・キルゴアとによって書かれた作品で、この歌はもともと、アニタ・カーターがMERCURYレーベルのアルバムに吹き込んでいた作品です。



「愛は燃える火の輪のようなもの」というフレーズが印象的なジューン・カーター作によるラブソングで、純然たるカントリーバージョンだったアニタのバージョンとは異なり、メキシコのマリアッチ風のホーンセクションを追加した編曲で仕上げています。

ジョニー・キャッシュのヒット以降、カバーバージョンが多数作成されていますが、最も商業的に成功したバージョンはエリック・バードン＆ジ・アニマルズによるもので、彼らのバージョンは1968年の終わりに録音され、4カ国でトップ40になりました。



裏面はキャッシュ＋ジョニー・ホートンの共作によるカントリー作品です。

オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

アーティスト【ジョニー・キャッシュ】



ロックンロール・シンガー、ソングライター、ギタリスト、ハープ奏者。1932年アーカンサス州キングスランド生まれで、2003年に死去。本名 John R. "Johnny" Cash 。カントリー・ミュージックをベースに、フォーク、ブルース、ゴスペル等を融合させた独自のロックンロールで多大な影響を与えた重要人物。1954年にメンフィスに移住し、1955年にSUNレーベルと契約。深いバリトンボーカルを活かした「I Walk the Line」「Folsom Prison Blues」「Get Rhythm」「Home of the Blues」等、多数のヒット曲を連発し人気を博した。1957年に大手COLUMBIAレーベルに移り、「Don't Take Your Guns to Town」が大ヒットを記録している。1965年以降はドラッグ問題でアウトロウなイメージが先行したが、1968年にはフォルサム刑務所でのライヴ録音『At Folsom Prison』で見事に復帰し、以降は他界する2000年代までコンスタントに録音を続け活躍した。