Jim Lowe - The Green Door / The Little Man In Chinatown (2nd.press)
1956 USA Original 45rpm Record [DOT/15486]
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ニューヨークのWNEW局や、WNBC局でラジオDJとしても活動した事でも知られるロックンロール~ポップ・シンガー/ジム・ロウが、1956年8月にDOTレーベルからリリースしたシングルです。ビルボード・ホット100チャートで最高1位を記録したワンヒット・ワンダーです。
ボブ・“ハッチ”・デイビーが作曲し、マーヴィン・ムーアが作詞した作品で、歌詞は、緑色のドアのある不思議なプライベートクラブの魅力を説明しています。本作の起源にはいくつかの仮説が出されています。1920年から1933年までアメリカ合衆国憲法修正第18条下において施行された禁酒法時代に遡り、シカゴ大火の後、シカゴに「グリーン・ドアー・タヴァーン(Green Door Tavern)」というバーがオープンし、そこは密造酒を飲むのに人気の場所でした。そのバーのドアが緑色であった為、「グリーン・ドアー」という単語が隠語となったという説や、テキサス州ダラスの「アフターアワーズクラブ」に触発されたもの等、多くのグリーン・ドア起源説が浮上し、都市伝説化しています。歌詞の内容は、歌手がバーに入ろうとしまたが入場を断られ、次に入場に必要な合言葉「Joe sent me」を鍵穴を通して伝えたが、歌手は再び入場を許可されなかった。それを見たお客はおおいに笑ったという内容です。
イギリスでも人気のあった作品で、1957年にフランキー・ヴォーンが吹き込んだバージョンの方はUKシングルチャートで最高2位に達し、ジム・ロウの原曲よりさらに人気がありました。
別の英国の歌手グレン・メイソンによるバージョンは、UKシングルチャートで最高24位に達しました。
最も人気のあるイギリスの歌手のバージョンは、1981年8月に4週間のナンバーワン・ヒットを樹立した、ロックンロール・リバイバリスト/シェーキン・スティーブンスによるバージョンでした。
1962年にR&Bロッカーのエスケリータがインストゥルメンタル・バージョンとしてカバーしています。
1981年にはクランプスがアルバム『サイケデリック・ジャングル』の中でカバーしています。
レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの初共演作品としても話題になった、クエンティン・タランティーノ監督による2019年の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(原題:Once Upon a Time in Hollywood)』の劇中で、「フラバルー」のシーンでリック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)が歌うシーンでも取り上げられました。
裏面は中華音楽風のアレンジが印象的なノヴェルティーポップスです。
コンディション:NM/NM マトリックス番号:MW-9219 / MW-9219 |
アーティスト【ジム・ロウ】
Jim Lowe (born May 7, 1927) DJ、ロックンロール~ポップ・シンガー。ミスーリ州スプリングフィールド出身。ニューヨークのWNEW局や、WNBC局でラジオDJとして活動した。歌手としてはDOTレーベルに録音があり、1956年に「Green Door」が全国ヒットを記録している。またラスティー・ドレイパーがヒットさせる「Gambler's Guitar」の作者としても知られている。