Jan Howard - Bring It On Back To Me / My Baby's In Berlin

グランドオールオプリーのメンバーとしても活躍した女性カントリー歌手で作曲家、作家のジャン・ハワードが、1961年にCHALLENGEレーベルからリリースしたシングルです。

当時の夫でもあるカントリー作家のハーラン・ハワードがプロデュース、作詞作曲した作品です。キャッチーなメロディーのアップテンポ曲を、ロックンロールな味付けのバッキングに乗せて仕上げたポップ・ナンバーです。彼女と同じくカントリー出身のスー・トンプソンに対抗した様なポップな作風でおすすめです。


Harlan & Jan Howard

裏面もハーラン・ハワードが書いたカントリー・バラードです。

コンディション：VG/VG マトリックス番号：CH744-1 / CH745-1

アーティスト【ジャン・ハワード】



Jan Howard（Lula GraceJohnson; 1929年3月13日～2020年3月28日） アメリカの女性歌手、作家、カントリーミュージックのシンガーソングライター。歌手としてはビルボードカントリーチャートで30曲のシングルヒットがあり、グランドオールオプリーのメンバーであり、いくつかの主要な賞にノミネートされている。作家としては詩を書き、自伝を出版した。アメリカのカントリーソングライター、ハーラン・ハワードの婚約者である。ハワードの家族は彼女が子供の頃、様々な家に引っ越しましたが、主にミズーリ州ウェストプレーンズで育った。10代で結婚したハワードと彼女の夫は、コロラド、カンザス、イリノイ、ミズーリなど、さまざまな場所に転居した。彼女は3人の子供をを含んだ家族を支える為にいくつかのアルバイトをした。ハワードは1953年に最初の夫と離婚。彼女は同じ年に2番目の夫と出会い結婚した。彼の軍事基地に移動して、彼と彼女の3人の子供は郊外でのライフスタイルを持った。しかし1955年、ハワードは自分が重婚者である事に気が付き、カリフォルニア州ロサンゼルスに子供たちと一緒に定住した。1957年、彼女はハーラン・ハワードと出会い、結婚した。彼らの結婚の早い段階で、彼は彼女が歌える事を発見しました。彼女の声に感銘を受けたハーランは、デモテープを録音するように手配した。これらのテープは他のカントリーのアーティストによって聞かれ、CHALLENGEレコードと最初のレコーディング契約につながった。ハワードは、1960年に「The One You Slip Around With」で最初のカントリーヒットを得た。彼女の夫の作詞作曲がより成功するにつれて、ハワードのレコーディングのキャリアはそれに伴っていった。彼女はDECCAレコードと契約した後、最大の成功を収めた。ハワードはシングル「Evil on Your Mind」(1966)と、「My Son」(1968)が大ヒットさせた。彼女はまたビル・アンダーソンとチームを組んだ後、ナンバーワンヒット曲「For Loving You」(1967)を含む、いくつかのヒットを録音した。このペアでは1970年代半ばまで一緒にレコーディングとツアーを続けている。1973年までに、ハワードの子供2人が亡くなり、彼女はハーラン・ハワードと離婚した。憂鬱な状態で、彼女はほとんどキャリアをあきらめていた。しかし他のパフォーマーの励ましを受けて、彼女は1980年代にさらにいくつかのアルバムとシングルをリリースした。同時に、彼女は執筆を含む他の興味に時間を費やし始めた。1987年、ハワードは「Sunshine and Shadow」というタイトルの自伝を発表しベストセラーとなった。彼女はまた、詩や短編小説を書き始め、グランドオールオプリーに定期的に出演するなど、他の方法でも活動を続けた。彼女はまた、さまざまなプログラムを通じて米軍の退役軍人と協力した。彼女は慈善団体に寄付し、募金活動を行った。