Jan & Arnie - Jennie Lee / Gotta Getta Date
1958 USA Original 45rpm Record [ARWIN/MM-108-45]
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ジャン&ディーンで有名になるジャン・ベリーと、その友人であるバロン・アーニー・ギンズバーグによるポップ・ボーカル・デュオ/ジャン&アーニーが、1958年4月にARWINレーベルからリリースしたシングルです。
ビルボード・ホット100チャートで最高8位、ビルボード・R&Bチャートで最高4位、キャッシュボックスチャートで最高3位を記録しました。
地元ハリウッドのバーレスク・パフォーマー/ジェニー・リーのポスターに触発された後、ジャン・ベリーとアーニー・ギンズバーグが作曲・作詞しました。
ベリーは南北戦争の曲「オーラ・リー」をアレンジし、ハーモニーのアイデアを作成しました。レコーディングにはディーン・トーレンスも参加予定でしたが、トーレンスがアメリカ陸軍予備役に徴兵されたため、ベリーとギンズバーグはデュオ形式で録音しました。彼らは小さな録音スタジオにラジオレコーダーを持ち込んで録音しました。そのテープを聴いたARWINレーベルの副社長兼A&R責任者であるジョー・ルービンは感銘を受け、その後、ドン・ラルクが指揮し、アーニー・フリーマン・コンボが演奏するサウンドをバックに、ジャン&アーニーとしてプロ仕様の録音システムでボーカルを再録音して完成させました。曲は騒々しいR&B・サウンドに、跳ねるようなボーカルとコーラスに特徴があり、これは60年代のサーフ・ポップに代表されるカリフォルニア・サウンドに影響を与えた要素の最も初期の例とみなされています。
ビリー・ウォード&ヒズ・ドミノスによるR&Bカバーは1958年6月にポップ・チャートで55位に達しました。
裏面はロックンロール・ナンバーです。
コンディション:VG(+)/VG(+)/SOL マトリックス番号:AR 21388J-2 / AR 21389-G |
アーティスト【ジャン&ディーン】
ポップ・オーカル・デュオ。ロサンジェルス出身のジャン・ベリー(Jan Berry)が、友人バロン・アーニー・ギンズバーグ(Baron Arnie Ginsburg)とコンビを組み、ジャン&アーニーで1958年にARWINレーベルよりデビュー。その直後にアーニーではなく、ディーン・トーレンス(Dean Torrence)との新コンビ、ジャン&ディーンを結成して活動。1958-1963年の間にはDORE, CHALLENGEレーベルに録音を残し、ドゥーワップ・スタイルのマルチ・パート・ヴォーカルを取り入れた「Baby Talk」、「Heart & Soul」、「Linda」等をヒットさせており、この時期の作品はザ・ビーチ・ボーイズや、後のサーフ・コーラスにも影響を与えたと言われる。その後LIBERTYレーベルに移籍し、当時の若者文化を象徴するサーフィンやホット・ロッド、スケボー等をモチーフにした「Surf City」、「Drag City」、「Dead Man's Curve」、「The Little Old Lady from Pasadena」等を連続ヒットさせ人気を博しました。1965年以降はサーフ・ブームも収束し、1966年にはジャンは自らが歌った「Dead Man's Curve」(ビバリーヒルズに実在する“魔のカーブ”)で事故を起こしたり、紆余曲折あったものの活動を続け、ジャンが他界する2004年までコンビで活動している。またジャン・ベリーは裏方としても才能を発揮し、多数のアーティストのプロデュースやアレンジ、作曲等にも携わった。