Hollywood Argyles - Alley-Oop / Sho' Know A Lot About Love
1960 USA Original 45rpm Record [LUTE/L-5905]
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ゲイリー・パクストンとキム・フォウリーが手がけたスタジオ・ミュージシャンによるポップ・グループ/ハリウッド・アーガイルズが、1960年5月にLUTEレーベルからリリースしたシングルです。
ビルボード・ホット100チャートで最高1位、ビルボード・R&Bチャートで最高3位、UKシングルチャートで最高24位を記録しました。
ゲイリー・パクストンは当時スキップ&フリップというデュオでBRENTレーベルと契約しており、本シングルのレーベルには「ゲイリー・“フリップ”・パクストン」という表記がされています。キム・フォウリーはのちにザ・ランナウェイズを手掛けL.Aロック・シーンのアイコン的存在となっています。
Kim Fowley
Gary Paxton (left) (& Clyde Battin (right))
元々は1957年にダラス・フラジャーによって書かれた曲で、漫画家/V. T. ハムリンが作成した長期連載の人気コミック・ストリップである『アリー・ウープ』を題材にしたカントリー曲でした。フラジャー自身は1966年にアルバム『エルヴィーラ(Elvira)』の中で取り上げています。
Dallas Frazier
"Alley-Oop"
録音はリチャード・ポドラーのアメリカン・レコーダーズで行われ、スタジオの隣がアーガイル・ストリートだったのでプロジェクト名をハリウッド・アーガイルズに決定したそうです。ミュージシャンには、ロイド・プライスのロードバンドの専属ドラマーだったロニー・シリコ、ピアノはR&Bグループ/ザ・ペンギンズのゲイネル・ホッジ、ベーシストはロサンゼルスのジャズ・ベーシスト/ハーパー・コスビー、そして「ティーン・ビート」で有名なサンディ・ネルソンがスタジオにあったゴミ箱を叩いて演奏し、曲中で聴ける叫び声を担当しました。コーラスは曲の作者であるダラス・フレイジャー、バディ・マイズ、スコッティ・ターナー、パクストンの友人のダイアンが参加しました。
ゲイリー・パクストンの仕事を集めたV.Aコンピレーションアルバム『Hollywood Maverick (The Gary S. Paxton Story)』に収録されています。
Various - "Hollywood Maverick (The Gary S. Paxton Story)" [Ace/CDCHD 1073] (2006)
1960年にダンテ&ジ・エバーグリーンズのバージョンがビルボード・ホット100チャートで最高15位に達しました。
同時期にダイナ・ソーレスのバージョンもビルボード・ホット100チャートで最高59位に達しました。
裏面も見逃せない2サイダーシングルで、こちらはゲイリー・パクストンらが書いたマイナーキー曲ホワイトR&Bで大変おすすめです。60年代にはUK SUEレーベル編集のV.Aコンピレーション・アルバム『The Sue Story』に収録されており、そのアルバムの選曲者であったDJガイ・スティーブンス、及び初期のオリジナル・モッズが愛した一曲としても知られています。
Various - 『The Sue Story!』 [SUE/ILP-925] (1965)
Guy Stevens
コンディション:VG(+)/VG(+) マトリックス番号:414-C / 413-C |
アーティスト【ハリウッド・アーガイルズ】
ポップ・グループ。プロデューサー/キム・フォウリーが手がけたスタジオ・ミュージシャンによるグループで、ロサンジェルスをベースに活動した。レーベル・オーナー/プロデューサーとしても有名になるゲイリー・パクストンが参加している。録音はLUTEレーベルにあり、「Alley Oop」が1960年にヒットしている。