Skip to product information
1 of 2

R&B 45

Frankie Ford - Sea Cruise / Roberta

1958 USA Original 45rpm Record [ACE/554]

Regular price
¥1,200 JPY
Regular price
Sale price
¥1,200 JPY
- Points

↑獲得ポイント







「シー・クルーズ」や「チーティン・ウーマン」のヒットで知られる、ニューオーリンズ出身の白人R&Bシンガー/フランキー・フォードが、1959年にACEレーベルからリリースしたシングルです。

ビルボード・ホット100チャートで最高14位、ビルボード・R&Bチャートで最高11位を記録しました。最終的にミリオンセラーとなりゴールドディスクを受賞しました。

ヒューイ・“ピアノ”・スミスによって書かれ、元々録音されていた曲です。ヒューイ・“ピアノ”・スミス&ザ・クラウンズのバージョンは、1959年に録音されましたが、それは1971年までリリースされることはありませんでした。



フランキー・フォードのボーカルは、ザ・クラウンズのオリジナルのバッキング・トラックをオケにして歌われています。ルイジアナの歌手らしい粘り気たっぷりのワイルドなボーカルが痛快な50's ニューオーリンズR&B・クラシックスです。また、シャッフル・ビートに乗せた豪快なブギウギ・ピアノにドライブするホーンセクションは、ジャマイカのSKAミュージックに影響を与えたといわれています。

イギリスのパンク・バンドのザ・クラッシュが、1979年にリリースしたアルバム『ロンドン・コーリング』に収録されていた「Wrong 'Em Boyo」で、本作からのホーンリフを応用しています。



裏面もザ・クラウンズの演奏によるアップテンポのジャンプ・ナンバーでおすすめです。

1965年にイギリスのジ・アニマルズがカバーしています。


コンディションG評価の激しい傷盤ですが、音質は見た目以上にしっかりと鳴ってくれる印象でおすすめです。実際のレコードから作成した試聴音源をお試しくださいませ。

コンディション:G/G/RW
マトリックス番号:S 213-1B Sheldon / S 212-1A Sheldon


アーティスト【フランキー・フォード】



ホワイトR&B、ロックンロール、ルイジアナ・スワンプ・ポップ・シンガー。1939年ルイジアナ州グレットナ生まれ。ニューオーリンズ・ダイナモという愛称で親しまれる、ニューオーリンズを代表するアーティスト。録音はACE, IMPERIALレーベル他にあり、1959年にヒューイ・“ピアノ”・スミス&ザ・クラウンズをバックにした「Sea Cruise」がヒットした。黒人シンガーさながらに、粘着質のあるボーカルで豪快に歌うボーカル・スタイルを売りにした。

アーティスト【ヒューイ・“ピアノ”・スミス】



R&B・ピアニスト、作曲家、バンド・リーダー。ニューオーリンズR&B。1934年ルイジアナ州ニューオーリーンズ生まれ。プロフェッサー・ロングヘア(Professor Longhair)に影響をうけてピアノを演奏。シャッフルする右手のブレイクは彼の持ち味で、後続のプレイヤーにも影響を与えている。8歳ですでに作曲を始め、中学校の時には友人とスリック&ダーク(Slick & Dark)というコンビを結成して活動。15歳でクラブに出入りする様になり、ギター・スリム(Guitar Slim)等で伴奏し徐々に注目されていく。1952年、18歳の時にニューヨークのSAVOYレーベルと契約してデビューし、アール・キング(Earl King)と組んだ作品を初録音。その後地元ニューオーリンズでスタジオ・ミュージシャンとして生計をたて、リトル・リチャード、ロイド・プライス、アール・キング、スマイリー・ルイス等のセッションで伴奏。1957年には女装(オカマ)シンガー/ボビー・マーチャン(Bobby Marchan)をフロント歌手にした、自身のバンド/ザ・クラウンズ(The Clowns)を結成し、同年にACEレーベルと契約し「Rockin' Pneumonia and the Boogie Woogie Flu」が初ヒットを記録した。以降も同レーベルで「Don't You Just Know It」や、「Pop-Eye」をヒットさせたり、フランキー・フォードのヒット曲「Sea Cruise」ではバッキングを演奏したりしている。その後、VINレーベルにも録音したり、ディヴ・バーソロミュー(Dave Bartholomew)を便り、IMPERIALレーベルに移籍するものの、そこでは大きな成功は得ていない。黄金期はやはりACEレーベル時代で、ご機嫌で能天気な、極楽ムードのニューオーリーンズ・ロックンロールを爆発させ、ビートに乗って楽しく掛け合う、ノヴェルティーなダンス・ナンバーで人気を博している。