Doris Day - Everybody Loves A Lover / Instant Love (w/PS)
1958 USA Original 45rpm Record [COLUMBIA/4-41195]
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ヒット曲の多さでも50~60年代を代表する歌手として知られる女性ポップ・シンガーで女優のドリス・デイが、1958年にCOLUMBIAレーベルからリリースしたシングルです。
ビルボード・ホット100チャートで最高6位を記録しました。
ロバート・アレンとリチャード・アドラーが書いた曲です。アドラーの弁護士が「シェイクスピアが言った『世界中が恋人を愛している』はご存知でしょう」と発した一言から着想を得ました。ドリス・デイとアドラーは、アドラーとロスが曲を書いた映画版『パジャマ・ゲーム』にデイが出演したことで知り合い、デイはアドラーに自分が会いたい人がいると話しました。新しいノベルティソングをレコーディングするため、ロサンゼルスを訪れたアレンは、デイ、彼女の夫でマネージャーのマーティ・メルチャー、そしてデイがレコーディングしたCOLUMBIAレコードの社長ミッチ・ミラーに「エブリバディ・ラヴズ・ア・ラバー」を提示し検討してもらいました。デイ、メルチャー、ミラーは皆、この曲がデイのヒットになる可能性があると考えていましたが、メルチャーはデイの「エブリバディ・ラヴズ・ア・ラバー」のレコーディングに、デイとともに所有していた出版社アーティスツ・ミュージックに曲の著作権が認められることを条件としました。アレンはこれに同意しませんでしたが、しかし、数日後、メルチャーはアレンに電話して、彼女とメルチャーが出版権を取得しなくてもデイはこの曲を録音すると伝えました。
キャッチーなアップテンポ・ナンバーを、フランク・デ・ヴォル楽団の演奏に乗せた50's フィメール・ポップス・クラシックスです。この作品の最も特徴的な部分は第3小節にあり、ドリス・デイのボーカルをオーバーダビングする事によって、第1詩の最初の4行に、第2詩の最初の4行を重ね合わせて、対訳的なデュエットが作られていると言われています。またこれら、2つのセグメントは、同じ単語「Pollyanna」で終わり、違和感なく調和して歌われた事も特徴のひとつに挙げられます。
1963年にはガール・グループのザ・シュレルズによるバージョンがヒットしました。
他にもロックンロール系でカバーが多く出る人気曲となりましたが、1960年代ではイギリスのジ・アンダーテイカーズや、クリフ・ベネット&ザ・レベル・ラウザーズらが取り上げています。
裏面はミッドテンポのポップ・ナンバーです。
オリジナル・ピクチャースリーヴ付き(少々シワあり)。
コンディション:NM/NM マトリックス番号:PZSP40853-2K / RZS-40855-1A |
アーティスト【ドリス・デイ】
女性ポップ・シンガー、女優。1924年オハイオ州シンシナティー生まれで、本名 Doris Mary Ann von Keppelhoff 。1939年、18歳の時にレス・ブラウン楽団に歌手として参加。バンドメンバーのアル・ジョーダンと結婚し、息子テリーを出産(1942年、20歳の時に離婚)(テリーは後にテリー・メルチャーとして、コロンビア系のプロデューサーとして活躍し、ザ・リップ・コーズやブルース&テリー等を手がける)。1945年にレス・ブラウン楽団で歌った「Sentimental Journey」が大ヒットし、歌手として一躍注目を浴びた彼女は楽団から独立し、1947年にCOLUMBIAレーベルとソロ契約。以降1967年まで同レーベルに650曲以上のレコーディングを行い「Secret Love」「Whatever Will Be, Will Be (Que Sera, Sera)」「Everybody Loves a Lover」といった大ヒットを多く残している。また女優としても活躍し、映画やテレビ番組にも出演し、1959年の『Pillow Talk』では3つのアカデミーを受賞した。50年近く現役で活躍するアメリカ芸能界の超大御所である。