Danny White - Kiss Tomorrow Goodbye / The Little Bitty Things [Monarch Pressing]

ヒューイ・“ピアノ”・スミスのザ・クラウンズに在籍経験のある事でも知られるニューオーリンズ出身のR&B～ソウル・シンガー／ダニー・ホワイトが、1962年にFRISCOレーベルからリリースしたシングルです。

「クレオールのベートーベン」の異名を持つニューオーリンズ音楽界の名士／ワーデル・ケゼルグ・プロデュースによる作品です。

ビルボード・トップ100チャートで31位、ビルボード・R&Bチャートで1位を記録しました。

シンガーソングライター／アル・リードが作詞作曲をしたバラードを、ブルージーなスタイルに編曲した哀愁たっぷりの60's R&B～アーリーソウル・ナンバーです。ボーカルは力強く伸びる熱烈な辛口で、初期のディープソウルとして名作です。

1965年にビリー・トンプソンによるカバーがありそちらも秀逸です。



裏面はツイスティンなリズムが印象的なアップテンポR&Bです。

アーティスト【ダニー・ホワイト】



R&B～ソウル・シンガー。1931年ニューオーリンズ生まれで、1996年にメアリーランド州キャピトルヘイツにて死去。本名 Joseph Daniel White 。ヒューイ・“ピアノ”・スミスのザ・クラウンズに在籍していたことで知られ、1961年にDOTレーベルよりソロデビューを果たす。その後1963年にFRISCOレーベルより出された「Kiss Tomorrow Goodbye」がナショナルヒットしている。以降の録音はABC-PARAMOUNT, KASHE, ATTERU, UNITY, DECCAレーベル等のレーベルに残されている。