Dale & Grace - I'm Leaving It Up To You / That's The What I Like About You

ロバート・デール・ヒューストンが、グレース・ブルーサードとコンビを結成し、1963年にルイジアナ州バトンルージュで結成した男女ポップ・ボーカル・デュオ／デイル＆グレースが、1963年9月にMONTELレーベルからリリースしたシングルです。

ビルボード・ホット100チャートで2週連続1位、ビルボード・アダルトコンテンポラリーチャートで最高1位、キャッシュボックスチャートで最高1位を記録しました。本作がチャート・トップになる直前のチャート1位だったのがニノ・テンポとエイプリル・スティーブンスの「ディープ・パープル」で、チャート首位のデュエット作品を、また別のデュエットが蹴落としたのは初めてでした。

曲はジョン・F.・ケネディ大統領がテキサス州ダラスで暗殺された時に、ビルボード・ホット100チャートで1位になった曲で、デールとグレースは殺人事件の日にダラスにいました。デュオはその夜、ディック・クラークの『キャラバン・オブ・スターズ』に出演予定で、ケネディ大統領の暗殺直前にホテル近くの見晴らしの良い場所から大統領の車列に手を振ったということです。『キャラバン・オブ・スターズ』は、暗殺当日と次の夜のオクラホマのショウもキャンセルになりました。



ドン＆デューイが1957年に発表したR&Bのカバーです。



原作のR&Bをソフィスティケイトしたサウンドをバックに、息のあったコーラスでハモる60's ポップス・クラシックスです。

1974年にドニーとマリー・オズモンドのバージョンは、ビルボード・ホット100チャートで最高4位、ビルボード・イージーリスニングチャートで最高1位を記録した他、世界中でのヒットとなりゴールドディスクを受賞しました。



裏面はアップテンポのニューオーリンズ・ポップ・ナンバーです。

コンディション：NM/NM マトリックス番号：M-DGR-1 / M-DGR-2

アーティスト【デール＆グレース】



男女ポップ・ボーカル・デュオ。18歳の時にソロ歌手として「Lonely Man」を一発ヒットさせたミシシッピ州コンヴィントン・カントリー出身の男性歌手／ロバート・デール・ヒューストン（Robert Dale Houston）が、女性歌手のグレース・ブルーサード（Grace Broussard）とコンビを結成し、1963年にルイジアナ州バトンルージュで結成した。同年に地元のMONTELレーベルから「I'm Leaving it Up to You」と「Stop and Think It Over」の2曲が大ヒットしている。