Dakota Staton - My Heart's Delight / What Do You Know About Love (Promo)

ゴスペルとブルースのスタイルのボーカル・スタイルで人気を博した黒人ジャズ・シンガー／ダコタ・ステートンが、1954年にCAPITOLレーベルからリリースしたシングルです（ホワイト・レーベル・プロモ盤）。

ハンク・バラード＆ザ・ミッドナイターズが1953年にFEDERALレーベルでヒットさせた「セクシー・ウェイズ」を改良した作品です。



「セクシー・ウェイズ」と同じメロディーの楽曲を、ハワード・ビッグスのオーケストラ・サウンドがジャジーに奏で、ゴスペルをルーツにした力強いボーカルでステートンが歌う50's フィメールR&B・ジャンプです。

裏面はバラードです。

オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

アーティスト【ダコタ・ステートン】

黒人女性ジャズ・シンガー。1930年ペンシルヴァニア州ホームウッド生まれで、2007年に死去。彼女はアフマディヤ・イスラム共同体が解釈するイスラム教へ改宗したため、一時期イスラム教名のアリヤー・ラビア（Aliyah Rabia）としても知られた。初期はジョー・ウェストレイ（Joe Westray）のバンドの歌手として、ピッツバーグのクラブを中心に活動しローカルではかなりの人気を得る。その後デトロイト、インディアナ・ポリス、クリーヴランド、セントルイスといった中西部でも人気を博す。その後ニューヨークのハーレムで歌っているところを、CAPITOLレーベルのプロデューサー／デイヴ・キャヴァナフに見出され、1955年にCAPITOLレーベルと歌手契約を交わし、同年にはダウンビート・マガジン誌に「最も期待の新人歌手」と評される。1957年にリリースされたアルバム『The Late, Late Show』は大ヒットを記録し、その後も1961年頃まで『Dynamic!』や『Storyville』といったアルバムを発表し好評を得る。60年代半ばにはイギリスに移住し、ゴスペルやブルースを歌って活動した。