Brenda Lee - Is It True / Just Behind The Rainbow

レコードセールスだけでも、エルヴィス・プレスリー、ザ・ビートルズ、レイ・チャールズらにも次ぐ大スターとして知られる、1960年代を代表する大物女性ポップ・シンガー／ブレンダ・リーが、1964年にDECCAレーベルからリリースしたシングルです。

ジ・アニマルズ等を手がけた事でも知られるイギリスの音楽プロデューサー／ミッキー・モスト・プロデュースによる作品です。


Mickie Most

ビルボード・ホット100チャートで最高17位を記録しました。

イギリス・ロンドンのウェスト・ハムステッドにあるDECCA第二レコーディング・スタジオ録音作品です。当初はイギリスでのリリースのみを目的としていましたが、実際にはイギリスでのリリースされた直後にアメリカでもリリースされました。

当時イギリスのトップソングライターとして知られたジョン・カーターとケン・ルイスによって書かれた楽曲を、疾走感のあるビート・サウンドに乗せて、力量たっぷりのボーカルで歌う60's ガールズ・ロック・クラシックス！


Carter-Lewis & The Southerners

当時、スタジオ・ミュージシャンとして活躍していた、ジミー・ペイジが本セッションではギターを伴奏しており、エフェクトが普及する前に使用された、初期のワウペダルエフェクトを用いた録音としても知られています。


Jimmy Page

セッションのドラマーは、名人シェル・タルミーに「かつて英国でプロデュースされた作品の中で最高のドラマー」と評されたボビー・グラハムで、バッキングも素晴らしく聞き応えのある名作です。


Bobbie Graham

アメリカで巻き起こったブリティッシュ・インベーションに対し、「アメリカ人歌手＋イギリス録音の本物ビート・サウンド→アメリカへの逆輸入」という形での戦略も功を奏した作品です。

裏面はポップ・バラード作品です。

オリジナル・カンパニースリーヴ付きです。

コンディション：NM/NM マトリックス番号：45 115162 2 / 45 114153 2

アーティスト【ブレンダ・リー】

















白人女性ポップ・シンガー。1944年アトランタ州ジョージア生まれ。本名 Brenda Mae Tarpley 。144cmという小柄ながら、パンチの効いたヴォーカルスタイルが売りで、付けられたニックネームは“リトル・ミス・ダイナマイト”。1960年代を代表する大物歌手で、当時のレコードセールスだけでも、エルヴィス・プレスリー、ザ・ビートルズ、レイ・チャールズらにも次ぐ大スター。1959年頃から英国でも人気を博し、彼女の英国ツアーでは、ザ・ビートルズが前座を努めたという逸話もあります。1956年にDECCAレーベルからデビューし、初期はロカビリーやロックンロール、カントリー・スタイルの作品を録音し、その後も「Dynamite」や「Sweet Nothin'」といったロックンロール作品のヒットで人気を博します。1958年頃からは「I'm Sorry」や「All Alone Am I」といったバラードやポピュラーソングでのヒットを1965年頃まで連発しました。