Bobby Vinton - Mr. Lonely / It's Better To Have Loved (w/PS)

1970年代後半にはテレビ番組のホストや俳優としても活躍したポップ・シンガー／ボビー・ヴィントンが、1964年10月16日にEPICレーベルからリリースしたシングルです。ロバート・マージー・プロデュースによる作品です。

ビルボード・ホット100チャートで最高1位、USキャッシュボックスチャートで最高2位、ビルボード・アダルトコンテンポラリーチャートで最高3位を記録しました。

ボビー・ヴィントンが共作し、1962年のアルバム『ローゼズ・アー・レッド』で初めてリリースされた曲です。



1962年当時にはバディー・グレコのバージョンがシングルとして出され、1962年11月10日のビルボード・ホット100チャートで64位に達していました。



ヴィントンは陸軍に所属していた1950年代後半にこの曲を書き始めました。歌詞は海外に派遣され、故郷と連絡が取れなくなった兵士の姿を描いています。主人公は自分の状態を嘆き、誰か話し相手が欲しいと願っています。ヴィントンのシングルは、ちょうどベトナム戦争が激化し、多くの兵士が同様の状況を経験していたときにリリースされ、多くの共感を集めました。以降、「ミスター・ロンリー」は世界中の軍人のお気に入りとなりました。

裏面はミッドテンポのポップ・ナンバーです。

オリジナル・ピクチャースリーブ付きです（少々擦れありますが、全体的には保存状態は良好です）。

アーティスト【ボビー・ヴィントン】



Stanley Robert "Bobby" Vinton（1935年4月16日 ペンシルヴァニア州キャノンズバーグ生まれのポーランド系アメリカ人）歌手で、たまに俳優業もこなし、1970年代後半には自身のタイトルのテレビ番組の司会者も務めた。初期はティーン・アイドルとして人気があったが、彼の音楽がポーランドの伝統に敬意を表したため、「ポーランドの王子」という愛称で親しまれた。1960年にEPICレーベルと契約し、1962年に「Roses Are Red (My Love)」がヒットした以降、「Blue Velvet」、「There! I've Said It Again」、「Mr. Lonely」等がナショナルヒットしている。