B. J. Thomas - Raindrops Keep Fallin' On My Head / Raindrops Keep Fallin' On My Head (Promo)

60年代後半からの多くのヒットで、80年代までヒットチャートの常連となり、大衆的に人気を博した白人男性ポップ・シンガー、B・J・トーマスが、1969年10月にSCEPTERレーベルからリリースしたシングルです（ホワイト・レーベル・プロモ盤）。

バート・バカラックとハル・デヴィッド・プロデュースによる作品です。


Hal David & Burt Bacharach

ビルボード・ホット100チャートで最高1位、ビルボード・イージーリスニングチャートで最高1位、USキャッシュボックスチャートで最高1位、カナダのRPMトップシングルチャートで最高1位、全英シングルチャートで最高38位を記録しました。オスカー最優秀オリジナル曲賞を受賞しました。2013年12月3日、全米録音芸術科学アカデミーは、このシングルが2014年のグラミー賞の殿堂入りすると発表しました。ビルボードのホット100オールタイム・トップ・ソングのチャートで85位にランクされ、2013年のオールタイム・ホット100リストの55周年記念版チャートでは95位にランクされました。ビルボード・マガジンも2014年の「オールタイム映画ソング・トップ50」のリストで15位にランク付けしました。

1969年の映画『ブッチ・キャシディとサンダンス・キッド』のためにバート・バカラックとハル・デヴィッドによって書かれた曲です。



バカラックは最優秀オリジナル・スコア賞を受賞しました。元気の出る歌詞は、「幸せが私を迎えてくれるまで、そう長くはかからない」と悟り、悩みや心配を克服する人を描いています。この曲が最初に出たのは1969年の10月で、映画は12月まで公開されず、それまではバカラックとデヴィッドが新境地を開いたサウンドに抵抗がありラジオ局等で悪い評価もあったそうです。しかし、映画が公開されると大ヒットし、1日に約20万枚から30万枚のレコードが売れ、その後も約3年間継続して売れ続けることになったという名作です。

プロモ盤につき裏面もA面と同曲のカップリングです。

プロモ盤はレア！！！オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

アーティスト【B・J・トーマス】







白人男性ポップ・シンガー。1942年オクラホマ州ヒューゴ生まれで2021年に死去。本名は Billy Joe "B. J." Thomas 。テキサス州ヒューストンで育ち、音楽活動初期にはザ・トライアンフス（The Triumphs）というバンドで活動し、ロイ・ヘッド＆ザ・トレイツとも交流を持つ。1966年にB・J・トーマス＆ザ・トライアンフス名義でPACEMAKERレーベルからデビューし、「I'm So Lonesome I Could Cry」が大ヒットしている。同1966年にSCEPTERレーベルよりソロデビューも果たすものの、当初はヒットに恵まれなかった。しかし1968年にリリースした「Hooked on a Feeling」が大ヒットを記録した以降は、「Raindrops Keep Fallin' on My Head」(1969)、「(Hey Won't You Play) Another Somebody Done Somebody Wrong Song」(1975)、「Don't Worry Baby」(1977)、「Whatever Happened to Old-Fashioned Love」(1983)といった一連のヒットで、80年代までヒットチャートの常連となっている。