Astrud Gilberto & Stan Getz - The Girl From Ipanema / Blowin' In The Wind
1964 USA Original 45rpm Record [VERVE/VK 10323]
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ブラジルのリオデ・ジャネイロ出身の女性ボサノバ~ポップ・シンガー/アストラッド・ジルベルトが、1964年にVERVEレーベルからリリースしたシングルです。
クリード・テイラー・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高5位を記録しました。日本では邦題「イパネマの娘」として知られています。2001年にラテン・グラミーの殿堂入りを果たし、2004年には議会図書館が全国記録登録に追加するために選んだ50の録音の1つとなりました。2009年にはブラジル版のローリング・ストーン誌が選定する「偉大なブラジルの歌」で第27番目に選定されています。
ブラジル人作曲家/アントニオ・カルロス・ジョビンが1962年に作曲した「Garota de Ipanema」のカバーで、元々はポルトガル語だった歌詞を、ノーマン・ジンベルによる英語詞でアレンジした作品です。
バックにはジョアン・ジルベルト(g)、スタン・ゲッツ(ts)、アントニオ・カルロス・ジョビン(p)らが参加した、トリオ編成による軽やかなジャズ・サウンドも素晴らしい名作です。
裏面はスタン・ゲッツのソロによるボブ・ディランのインスト・カバーです。
LPバージョンは5分超えのロングバージョンで、シングルバージョンはジルベルトのボーカルから始まる2:44のショートミックスです。
コンディション:VG++/VG++/WOL マトリックス番号:VK 10322 63VK329 / VK10321 64VK671 |
アーティスト【アストラッド・ジルベルト】
女性ボサノバ~ポップ・シンガー。1940年ブラジルのリオデ・ジャネイロ出身。1959年に歌手/ギタリストジョアン・ジルベルト(Joao Gilberto)と結婚。1963年に夫婦でアメリカ合衆国に移住し、アメリカのジャズ・サックス奏者スタン・ゲッツとコンビを組んみ、ゲッツ/ジルベルト名義でVERVEレーベルに録音した「The Girl From Ipanema(邦題:イパネマの娘)」が大ヒットしている。
アーティスト【スタン・ゲッツ】
ジャズジャズ・サックス奏者。1927年フィラデルフィア生まれで、1991年に死去。本名 Stanley Gayetzky 。13歳の頃、父に買ってもらったサックスで演奏を始める。16歳頃から、スタン・ケントン、ジミー・ドーシー、ベニー・グッドマンのバンドに参加。1940年代後半にウディ・ハーマンのバンドに参加。1954年に麻薬で逮捕され、釈放後はスウェーデンに移住。1961年にアメリカに帰国し、チャーリー・バードと共にボサノヴァを取り入れたアルバム『Jazz Samba』を発表。1963年にはジョアン・ジルベルト、アントニオ・カルロス・ジョビンと共に『Getz/Gilbert』を録音し、グラミー賞4部門を受賞する大ヒットとなる。