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Sixties 45

Tommy James & The Shondells - Hanky Panky / I Think We're Alone Now (Re-Issue)

1970s(1966&1967) USA Re-Issue 45rpm Record [ROULETTE/GG-71]

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多くのヒット曲を残し、60年代のアメリカン・ロック&ポップスを代表するグループとして知られる様になった、オハイオ州デイトン出身のロック・グループ/トミー・ジェームス&ザ・ションデルズが、1964年10月にSNAPレーベルから出され、1966年5月にROULETTEレーベルからディストリビュートされた作品の1970's 正規リイシュー・シングルです。


[Snap/102] (1964)

ビルボード・ホット100チャートで2週連続1位を記録しました。

エリー・グリニッチ&ジェフ・バリーが手がけたガール・グループ/ザ・レインドロップスが、1963年にJUBILEEレーベルに吹き込んだ同名作品のカバーです。


Jeff Barry & Ellie Greenwich



「俺のベイビーはハンキーパンキーをするぜ」というふうに繰り返されるシンプルな詩とコーラスのメロディーを、純粋なガレージ・ロック・サウンドと叙情的なフックで構築します。ザ・キングスメンのルイ・ルイのように口を滑らせるトミー・ジェームスの悪乗りボーカルや、低めのギターリフが奏でる制御不能なギターソロで最後を締めくくります。全体的にシンプルで伝染性があり、心地よく弾むようにリズムが跳ね返ります。豪快かつ粗削りなバンドの演奏にワイルドなボーカルが乗る60's ロック・クラシックス!

「ハンキー・パンキー」は1964年2月にダグラスのSNAPレーベルからリリースされ、シングルはインディアナとイリノイを中心に流通しましたが、人気はすぐに薄れれてしまい、ジェームスはザ・ションデルズを解散し、高校を卒業しました。1965年に失業中だったジェームスは、ピッツバーグのDJ/マッド・マイク・メトロヴィッチから連絡を受けました。メトロヴィッチはザ・ションデルズ版の「ハンキー・パンキー」をプレイし、シングルはピッツバーグで人気を博していると告げられます。ジェームスはその後、「ハンキー・パンキー」を再リリースすることを決意しピッツバーグに出向き、そこで出会った地元のバンド/ザ・ラカンターズ(The Raconteurs)を新しいザ・ションデルズとして雇いました(元のメンバーは再結成を拒否したそうです)。DJマッド・マイクまたは、ピッツバーグのDJ/ボブ・マックのどちらかが、ピッツバーグで「ハンキー・パンキー」のシングルを流行らせたどうかについては議論が続いています。ジェームスはマックの功績を認めています。テレビや市内のクラブに出演した後、ジェームスは「ハンキー・パンキー」のマスターをニューヨーク市に持ち込み、そこでROULETTEレーベルに売却しました。曲は再録音せず、「アマチュアっぽく聴こえなければならない」という意図でそのままのバージョンでリリースされ、1966年7月に2週間にわたってUSビルボード・トップ100の首位を獲得しました。


Mad Mike


Bob Mack

裏面は、1967年にROULETTEレーベルからリリースした作品のカップリングです。

リッチー・コーデルとボー・ジェントリー・プロデュースによる作品で、この曲はグループにとって大ヒットとなりました。ビルボード・ホット100チャートで最高4位、USキャッシュボックスチャートで最高3位、カナダのRPMチャートで最高6位を記録しました。

リッチー・コーデルが作詞・作曲した曲です。曲は元々スローなバラードとして書かれていましたが、ジェイムズ、コーデル、ジェントリーが簡単なデモを録音した際に、より速く曲を作りました。

レコーディングにはバンド・メンバーのトミー・ジェームスとエディ・グレイのみがフィーチャーされており、バンドの残りのメンバーはバックグラウンド・ボーカルを担当しています。全体の演奏にはスタジオミュージシャンが起用され、オンディオリン・エレクトリック・キーボードを演奏するアーティ・バトラー、ギターのアル・ゴルゴーニ、ベースのジョー・マッチョ、ピアノのポール・グリフィン、ドラムのボビー・グレッグらがセッションに参加しました。彼らは最初にベースとドラムを録音し、その後に残りを録音に重ねました。また、コーラスも静かになり、詩がより目立つようになりました。彼らがこの方法で録音したのはこれが初めてであり、その後の多くのレコードでもこのプロセスを再現して、彼らの特徴的なサウンドを生み出す結果となっています。そして1966年のクリスマスイブにジェームスのボーカルが録音されました。ポップでキャッチー、しかし、しっかりとロックしているというバランス具合が絶妙な60's バブルガム・ポップ・クラシックス!

1987年のティファニー・ダーウィッシュのバージョンは、米国、英国、カナダのチャートで1位に達しました。



1977年のザ・ルビヌーズのバージョンは、全米チャートで45位に達しました。



2006年のガールズ・アラウドのバージョンは、全英チャートで4位に達しました。



1978年、アメリカの歌手リーン・ロヴィッチのカバーバージョンは、全英シングルチャートで最高3位を記録しました。


コンディション:NM/NM/RI
マトリックス番号18847 RCK BellSound / 19089 RCK BellSound


アーティスト【トミー・ジェームス&ザ・ションデルズ】



ロック・グループ。オハイオ州デイトン出身のトミー・ジェームス(本名:Thomas Gregory Jackson)が、1959年12歳の時に結成したザ・トルネードス(The Tornadoes)というバンドが前身となる。1964年にグループ名をザ・ションデルズ(The Shondells)に改め、SNAPレーベルに「Hanky Panky」を初録音する。この曲は、1965年にピッツバーグのイベント・プロモーター/ボブ・マックが地元で主催したダンス・パーティーにおいて、DJマッド・マイクがこのレコードをプレイし、一躍ピッツバーグのローカル・ヒットになった。同時にピッツバーグで80,000万枚以上のブートレグ盤が製造され、話題が大きくなった1966年に権利を買い取ったROULETTEレーベルが正規に全米流通を開始し、遂にはナショナル・ヒットとなった。以降は同ROULETTEレーベルで「Mony Mony」や「Crimson and Clover」等のヒットを連発し、60年代の米国ロックを代表するグループとして知られる様になっている。