The Spencer Davis Group - I'm A Man / Can't Get Enough Of It

R&Bの要素が強い音楽性と、天才歌手スティーヴ・ウィンウッドによるソウルフルなボーカル・スタイルで人気を博した、イギリス・バーミガム出身のビート・グループ／ザ・スペンサー・デイヴィス・グループが、1967年1月20日にUNITED ARTISTSレーベルからリリースしたシングルです。

ジミー・ミラー・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高10位、ビルボード・R&Bチャートで最高48位、全英シングルチャートで最高9位を記録しました。スティーブとマフのウィンウッド兄弟がそれぞれのキャリアを追求するために脱退する前の、バンドによる最後のヒットシングルとなりました。

スティーブ・ウィンウッドとレコードプロデューサーのジミー・ミラーによって書かれた曲です。ウィンウッドはリードボーカルを歌い、演奏したハモンド・オルガンが主導のブルース・ロック・トラックです。せわしないR&B・ビートにコーラスをフィーチャーし、スティーヴ・ウィンウッドのボーカルがソウルフルに歌い上げる60's ブリティッシュR&B・クラシックス！

1970年にシカゴによるバージョンは1970年にイギリスで8位、1971年にアメリカで49位を記録しました。

裏面もR&Bスタイルのロック・ナンバーです。

アーティスト【ザ・スペンサー・デイヴィス・グループ】







ブリティッシュ・ビート・グループ。1963年にイギリス・バーミンガムでスペンサー・デイヴィス、スティーヴ＆マフ・ウィンウッド兄弟を中心に結成し、地元のクラブで演奏して活動。1964年にクリス・クラックウェルのISLANDレーベルと契約し、1965&1966年に「Keep On Running」と「Somebody Help Me」が世界的にヒットを記録。以降も「Gimme Some Lovin'」、「I'm a Man」等を連続してヒットさせ、ブリティッシュ・インベーションを代表するトップ・グループとして知られる様になった。R&Bの要素が強い音楽性と、天才歌手スティーヴ・ウィンウッドによるソウルフルなボーカル・スタイルが魅力となる名グループである。