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Oldies 45

The Righteous Brothers - You've Lost That Lovin' Feelin' / There's A Woman

1965 USA Original 45rpm Record [PHILLES/124]

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「アンチェインド・メロディー」他、多くのヒット曲で、60年代を代表するポピュラー・デュオとして知られる様になったブルー・アイド・ソウル・ヴォーカル・デュオ/ザ・ライチャス・ブラザーズが、1965年にPHILLESレーベルからリリースしたシングルです。

フィル・スペクター・プロデュースによる作品です。


Phil Spector

ビルボード・ホット100チャートで2週連続で1位を記録しました。日本でもヒットしており、邦題は「ふられた気持ち」としても知られています。

1999年12月、公演権団体であるブロードウェイ・ミュージック・インク(Broadcast Music、Inc.:BMI)は、20世紀にアメリカのラジオやテレビで最も再生された曲としてこの曲をランク付けし、発売以来1999年までに800万回以上のエアプレイの実績が蓄積され、2011年までにはほぼ1500万回はエアプレイされ、2019年までの22年間までにはさらに再生されています。RIAAによる「ソングス・オブ・ザ・センチュリー」に選ばれ、ローリングストーン誌が選ぶ「ザ・500・グレーテスト・ソングス・オブ・オール・タイム」では第34位に選定されています。2015年に、このシングルは「文化的、歴史的、または審美的に重要」であるという理由から、米国議会図書館によって全国記録登録簿に登録されました。

バリー・マン&シンシア・ワイルが作詞作曲を担当したメロディアスな楽曲を、ジーン・ページのアレンジメントによる洗練されたオーケストラ・サウンドでドラマチックに仕上げた60's ポップス・クラシックス。


Barry Mann, Cynthia Weil (& Carole King)

デュオはこの後にPHILLESレーベルから巣立っていき、ここでのスタジオ・ワークの経験を活かして、翌1966年にはビル・メドレー制作によるVERVEレーベルでの名作「(ユー・アー・マイ)ソウル&インスピレーション」を完成させる事に繋がる重要作品です。



また1986年のアメリカ映画『トップ・ガン』のバーでのシーンでアカペラで歌われていたのも印象的だった作品のオリジナル・バージョンです。



1965年、シーラ・ブラックによるカバーはUKシングルチャートで第2位に達しました。



1969年、ディオンヌ・ワーウィックによるバージョンは全米ポップチャートで最高16位に達しました。



1971年、ロバータ・フラックとダニー・ハサウェイによるデュエットバージョンは、ビルボードR&Bチャートで最高30位に達しました。



1979年、ロング・ジョン・バルドリーのリメイクは、オーストラリアのチャートで最高2位に達しました。



1980年、ホール&オーツによるバージョンはビルボードホット100チャートで最高12位になりました。



一部の音楽評論家からは、フィル・スペクターの<ウォール・オブ・サウンド>レコーディング・テクニックの「究極の表現」および「例証」であると考えられています。また、さまざまな音楽作家によって、「これまでに作られた最高のレコードの1つ」および「究極のポップレコード」と言われる最高傑作でもあります。

裏面はデュオのオリジナル作品となるブルージーなミッドテンポ・ナンバーです。


コンディション:NM/NM
マトリックス番号BROS-12 / BROS-#11

アーティスト【ザ・ライチャス・ブラザーズ】



ブルー・アイド・ソウル・ヴォーカル・デュオ。ロサンジェルス出身のビル・メドレーと、ボビー・ハットフィールドが在籍していたザ・パラマウアーズ(The Paramours)が前身で、グループ出身の二人が1963年にデュオを結成。同年にMOONGLOWレーベルからデビューし、「Little Latin Lupe Lu」、「My Babe」といったR&Bナンバーでヒットを残す。その後プロデューサー/フィル・スペクターの制作により、PHILLESレーベルから1965年に「Just Once in My Life」、「Ebb Tide」、「Unchained Melody」等の大ヒットを残している。しかしフィル・スペクターとの関係は長続きせず、間もなく彼らはVERVEレーベルと契約。1966年にビル・メドレー自身のプロデュースでリリースした、「(You're My) Soul and Inspiration」が大ヒットを記録。ソウルフルなヴォーカル・スタイルと、高いレベルのポップ性で、人種を問わず大衆的な人気を博した。デュオは1968年に解散するものの、1974年に復活しており、同年には「Rock and Roll Heaven」がヒットしている。
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