The Miracles - Mickey's Monkey / Whatever Makes You Happy
1963 USA Original 45rpm Record [TAMLA/54083]
- Normaler Preis
- ¥2,200 JPY
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- Verkaufspreis
- ¥2,200 JPY
- Grundpreis
- pro
モータウンにおいて、作詞・作曲、プロデューサー、歌い手としてや、ベリー・ゴーディーJr.の片腕として会社経営にまで非凡なる才能を発揮したスモーキー・ロビンソンを中心としたデトロイトR&B~ソウル・グループ、ザ・ミラクルズが、1963年にTAMLAレーベルからリリースしたシングルです。
ホランド=ドジャー=ホランド(H=D=H)・プロデュースによる作品です。
Lamont Dozier, Brian Holland, Eddie Holland
ビルボード・トップ100チャートで8位、ビルボード・R&Bチャートで3位を記録しました。
モータウンの主な作詞作曲チームであるブライアン・ホランド、ラモント・ドジャー、エディ・ホランドらによって書かれた曲で、その後のミラクルズのほとんどのヒットの曲は、グループメンバー自身によって作曲されたため、これは特殊なケースでした。しかしスモーキー・ロビンソンは「ミッキーズ・モンキー」を「人生で最大のレコードの1つ」と語っており、優れたチャートアクションの結果を含め、グループにとって最もパワフルなシングルの1つであり、「ショップ・アラウンド」(1961)および、「ユーヴ・リアリー・ガット・ア・ホールド・オン・ミー」(1962)に引き続いてミラクルズの300万枚の販売記録となりました。
1960年代初頭に国民的ダンスとして流行した「モンキー」をさらに大衆化した作品で、ボー・ディドリーの影響を受けたビートを盛り込んだダンスナンバーです。意図された「ライブパーティー」感覚でモータウンスタジオで録音されており、スモーキーの煽りで幕を開け、肯定的なバックの叫びと拍手が続き、さらにミラクルズのメンバーや、ザ・スプリームスのメアリー・ウィルソン、有名なデトロイトのDJジョッキー・ジャック・ギブソン、マーサ&ザ・バンデラスらがコーラス&ガヤ役として参加しています。同時期に同レーベルでヒットした、マーサ&ザ・ヴァンデラスの「ヒート・ウェーヴ」と共に、R&B新時代の幕開け=ソウル時代の到来を告げた名作であります。
裏面も見逃せないメロウ&スムースなR&Bバラードです。
コンディション:VG/VG(+) マトリックス番号:PK4M-3145-1A A1 / P4KM-4504-1A A1 |
アーティスト【スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ】
R&B~ソウル・ボーカル・グループ。モータウン社を代表する大スター・グループ。1955年頃にデトロイトで結成されたザ・ファイヴ・チャイムス(The Five Chimes)~ザ・マタドアーズ(The Matadors)が前身。1958年にジャキー・ウィルソンのマネージャーのオーディションに合格し、ジャッキーが所属していたBRUNSWICKレーベルで、ジャッキーの為に楽曲を提供していたベリー・ゴーディーJr.を紹介される。1958年にグループ名をザ・ミラクルズに変更し、ENDレーベルよりビリー・ディヴィスが作曲した「Got A Job」でデビューを果たす。ベリー・ゴーディーJr.がモータウン以前に設立していた ジョビート音楽出版(Jobete Music Company, Inc.)がCHESSレーベル傍系のANNAレーベルに作品を卸していた事から、親会社であるCHESSレーベルとも関係があり、1959年にCHESSレーベルを紹介され、そこで録音した「Bad Girl」がヒットを記録。しかしここで、「自主配給にした方が儲かる」と考えたベリー・ゴーディーJr.は、1959年に自主レーベルTAMLAレーベルを設立し、CHESSでヒットしていたミラクルズの「Bad Girl」を再プレスするもののTAMLA盤の方はノーヒットに終わる。1960年にTAMLAレーベルよりリリースされた「Shop Around」は遂にナショナルヒットを記録し、モータウンにとっての初のミリオンセラーとなった。以降は「You've Really Got a Hold on Me」、「Mickey's Monkey」、「I Second That Emotion」、「Baby Baby Don't Cry」、「Tears of a Clown」、「Ooo Baby Baby」、「Going to a Go-Go」、「The Tracks of My Tears」、「(Come Round Here) I'm The One You Need」、「The Love I Saw in You Was Just a Mirage」、「More Love」といったモンスターヒットを1970年頃まで快調に連発するモンスターグループへと成長を遂げている。また中心人物のスモーキー・ロビンソンは、ファルセットを活かした美声ヴォーカルの持ち主で、作詞作曲をすればメロディーも歌詞もピカイチ。音楽プロデューサーとしても才能を発揮し、1962-1966年の間にはモータウン内でメアリー・ウェルズ、ザ・テンプテーションズ、ブレンダ・ホロウェイ、ザ・マーヴェレッツ、マーヴィン・ゲイらをプロデュースしたろ、多くのヒット曲を手がけている。そしてベリー・ゴーディーJr.の片腕となり、会社経営にまで非凡なる才能を発揮した天才人物でもあった。1972年にスモーキーが脱退し、グループは1978年頃まで活動。80年代以降は何度か再結成して活動している。スモーキーは2010年代以降も現役活動中である。