The Mama's & The Papa's - I Saw Her Again / Even If I Could
1966 USA Original 45rpm Record [DUNHILL/45-D-4031]
- Normaler Preis
- ¥2,200 JPY
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- Verkaufspreis
- ¥2,200 JPY
- Grundpreis
- pro
60年代に多くのヒットを放ち、アメリカのポップ・ミュージックを代表するグループとなったポップ・ボーカル・グループ/ザ・ママス&ザ・パパスが、1966年6月にDUNHILLレーベルからリリースしたシングルです。
ルウ・アドラー・プロデュースによる作品です。
Lou Adler & The Mama's & The Papa's
7月30日にビルボードホット100チャートで5位、カナダのRPMシングルチャートで1位、英国シングルチャートで11位を記録しました。
メンバーのジョン・フィリップス&デニー・ドハーティーが書いたメロディアスな楽曲を、ソウル・ミュージック風のリズムに乗せて、複雑かつ洗練されたコーラスでハーモニーを織り成します。
コーラスのタイミングにずれがある箇所がありますが、プロデューサーのルー・アドラーによると、彼はその効果を気に入っており、エンジニアのボーンズ・ハウに最終ミックスとして残すように指示したとされています。またアドラーは、ザ・ビートルズがやっていたことのフレーバーを本作で試す為の意図でもあったと述べています。またモノラル45回転バージョンは、オーケストラのインストゥルメンタルブレイクとステレオミックスに続くコーラスが省略されています。この時代の多くの45回転がラジオプレイ用に編集されている為です。
全体的にサンシャイン・ポップの名作であり、UK ACEレーベル編集によるV.Aコンピレーション・アルバム『Chartbusters USA Special Edition - Sunshine Pop』にも収録されています。
【 サンシャイン・ポップ】 1960年代半ばに南カリフォルニアで生まれたポップ・ミュージックのサブジャンルのひとつです。イージーリスニングと広告のジングル、成長するドラッグカルチャーに根ざしており、ノスタルジックなムードや不安なムードと「世界の美しさへの感謝」を組み合わせたものが特徴的です。音楽はザ・ビーチ・ボーイズの影響が多大であると考えられていますが(特にアルバム『ペット・サウンズ』)、ザ・ビーチ・ボーイズがこのジャンルを代表するということはめったにありませんでした。サンシャイン・ポップと総称される音楽ジャンルのスタイルは、豊かなボーカルとサンバ音楽に似た軽いアレンジが特徴的で、ザ・ママス&ザ・パパス、ザ・フィフス・ディメンション、ザ・タートルズ、ジ・アソシエーションなどの人気グループが代表的です。年代的には、1967年の春と夏、特に「サマー・オブ・ラブ・の直前に、トップ40ヒットの多くがピークに達し成功を収めました。ミレニアム、サジタリウス、イエロー・バルーンなどのグループはあまり成功していませんでしたが、後年の再評価でカルト的な人気を獲得し、中古盤市場ではコレクターに求められました。特に1990年代初頭の日本での人気の再燃ぶりは凄まじく、サンシャイン・ポップの派生系として「渋谷系」や「ソフト・ロック」といった新語と一過性のブームが形成されました。 |
裏面もジョン・フィリップス作によるポップ・ナンバーです。
コンディション:NM/NM マトリックス番号:45-00894- / 45-00895 |
アーティスト【ザ・ママス&ザ・パパス】
ポップ・ボーカル・グループ。ザ・マグワンプス(The Mugwumps)とザ・ニュー・ジャーニーメン(The New Journeymen)という二つのフォーク・グループが母体となり、1965年頃にニューヨークで結成された。メンバーはジョン・フィリップス(John Phillips)、デニー・ドハーティー(Denny Doherty)、キャス・エリオット(Cass Elliot)、マイケル・フィリップス(Michelle Phillips)による男女混成の4人組。結成後間もなくロサンジェルスに移住してDUNHILLレーベルと契約し、1965年にプロデューサー/ルウ・アドラーを迎えた「California Dreamin'」がナショナルヒットを記録。その後も「Monday, Monday」、「I Saw Her Again」、「Words of Love」、「Dancing in the Street」、「Look Through My Window」、「Dedicated to the One I Love」、「Creeque Alley」、「Glad to Be Unhappy」、「Dancing Bear」、「Twelve Thirty」、「Safe in My Garden」、「Dream a Little Dream of Me」、「For the Love of Ivy」、「Do You Wanna Dance」といったヒット曲を1968年に解散するまで連発した。キャス・エリオットはソロでも成功を収めた。