The El Dorados - Crazy Little Mama (At My Front Door) / What's Buggin' You Baby [Re-Issue]

シカゴ出身のR&B・グループ／ジ・エル・ドラドスが、1955年8月にVEE-JAYレーベルからリリースしたシングルを、1960年代前半頃にOLDIES45レーベルから再発したリイシュー・シングルです。

このOLDIES45レーベルは、VEE-JAYレーベルが経営難に陥ったために、過去のヒット曲を有象無象に再発していた廉価レーベルです。ですので、この盤はある意味、正規リイシューであるともいえるかと思います。

ビルボード・トップ100チャートで最高17位を記録し、ビルボード・R&Bチャートでは最高1位を記録しました。

エワート・アブナーとジョン・ムーアによって書かれたノヴェルティーソングを、アル・スミスが演奏する軽快なR&Bサウンドと、グループのコーラスで仕上げた50's ドゥーワップ・クラシックス！

1955年、パット・ブーンによるカバーバージョンが、全米チャートで最高7位、R&Bチャートで最高12位に達しました。



1960年、ディー・クラークによるカバーバージョンが、全米チャートで最高56位に達しました。



1991年、デ・ラ・ソウルがアルバム『デ・ラ・ソウル・イズ・デッド』の中の曲「レット、レット・ミー・イン」で本作品をサンプリングしました。



裏面もロッキン・ドゥーワップとなる2サイダーです。

■おそらくVEE-JAY原盤を凌駕する、クリアな音とラウドな鳴りが魅力の再発でおすすめです！

アーティスト【ジ・エルドラドス】

R&B・グループ。1952年にシカゴで結成されたパークル・リー＆ザ・ファイヴ・スターズ（Pirkle Lee and the Five Stars）を母体に、1954年に結成されたドゥーワップ・グループ。同年にVEE-JAYレーベルと契約し、1955年に「At My Front Door」と、1956年に「I'll Be Forever Loving You」がヒットしています。