The Contours - Do You Love Me / Shake, Sherrie [Re-Issue]

ダンスものを売りにしたスタイル人気を博したデトロイト出身のR&B～ソウル・グループ／ザ・コントゥアーズが、1962年6月29日にGORDYレーベルからリリースした作品の、1970's正規リイシュー・シングルです。

ベリー・ゴーディー・ジュニア・プロデュースによる作品です。


Berry Gordy Jr.

ビルボード・ホット100チャートで最高3位、ビルボード・R&Bチャートで3週連続1位を記録しました。

モータウン・レコードのオーナーであるベリー・ゴーディ・ジュニアによって書かれた曲で、当初は、まだトップ40ヒットを出していないザ・テンプテーションズのためにこの曲を割り当てていました。しかし、レコーディングの予定日にスタジオにザ・テンプテーションズの姿がなく、代わりにスタジオに現れたザ・コントゥアーズは、ゴーディから「ドゥー・ユー・ラヴ・ミー」を歌ってみるように頼まれました。何度かデモを試みた後、彼らはゴーディの望みどおりに歌い、翌日に正式に録音されることになりました。ザ・コントゥアーズは2枚のシングル「ホール・ロッタ・ウーマン」と「ザ・ストレッチ」がチャートインできなかったため、レーベルから外される危機に瀕していたため、窮地を救われる思いですぐに録音を受け入れました。ダンス・ブームに乗ったかたちのシンプルなロックンロール曲でしたが、迫力あるR&Bサウンドに乗せたソウルフルなボーカル＋コーラスは画期的であり、一気に全米ヒットへと昇り詰めました。

1963年にブライアン・プール＆ザ・トレメローズによるバージョンはUKシングル・チャートで1位に達しました。



1964年にザ・デイブ・クラーク・ファイヴによるバージョンはビルボード・ホット100チャートで11位に達しました。



1987年に映画『ダーティ・ダンシング』に収録され、『モア・ダーティ・ダンシング』のサウンドトラック・アルバムからシングルとして再発売されて2度目のヒットとなり、1988年8月にはビルボード・ホット100で最高11位を記録しました。



裏面は、1962年11月にGORDYレーベルからリリースした作品のカップリングで、こちらもベリー・ゴーディー・ジュニア・プロデュースによる作品です。

ビルボード・ホット100チャートで最高43位、ビルボード・R&Bチャートで最高21位を記録しました。

ミリオンセラーとなったシングル「ドゥ・ユー・ラヴ・ミー」の続編シングル・ヒットで、曲は同名のアルバムに収録されました。

ベリー・ゴーディ・ジュニアが書いた曲で、ジ・アイズレー・ブラザーズの「ツイスティン・ウィズ・リンダ」に影響を受けたと思われる、ノヴェルティー風味を増したラテン・スタイルのR&B・ロッカーの60's R&B・ダンサーです。



オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

アーティスト【ザ・コントゥアーズ】





R&B～ソウル・グループ。デトロイトR&B～ソウル。ザ・ハイ・フィデリティーズ（The Hi-Fidelities）、ザ・マジェスティックス（The Majestics）らのメンバーによって、1959年にデトロイトで結成されたザ・ブレンダーズ（The Blenders）が直接的な前身グループとなるが、メンバーは終始流動的であった。1960年にグループ名をザ・コントゥアーズに改め、ベリー・ゴーディーJr.のオーディションを受け合格。1961年にMOTOWNレーベルより「Whole Lotta' Woman」でデビューする。初期の段階からダンスものを売りにしたスタイルを売りにして、1962年にはGORDYレーベルより「Do You Love Me」が大ヒットを記録した。1967年にはMOTOWNレーベルとの契約期間が終わり、実質的にグループは消滅し、メンバーのデニス・エドワーズ（Dennis Edwards）は、ディヴィッド・ラフィン（David Ruffin）の後釜として1968年よりザ・テンプテーションズに参加している。