The Clovers - The Bootie Green / Drive It Home [Promo]

初期のATLANTICレーベルを代表するグループで、50年代前半のロックンロール黎明期を代表する名グループとして知られるザ・クローバーズが、1961年にATLANTICレーベルからリリースしたシングルです(ホワイト・レーベル・プロモ盤)。

「ドゥ・ザ・ブーティー・グリーン」という新種のダンス・ナンバーで、歌詞で「ツイストみたいな感じだ」と歌われているロックンロール・タイプの作品です。キャッチーなアップテンポ曲を、ダンス・ビートを強調したサウンドに乗せてコーラスで仕上げた60's R&B・オブスキュア・ダンサー！

当店店主選曲で2020年にSTAG-O-LEEレーベルから出されたV.Aコンピレーションアルバム『Buzzsaw Joint - James And Misty Cut 7』に収録されています。

裏面はミッドテンポのブルージィなR&Bです。

＜参加ミュージシャンと録音場所＋日時＞
The Clovers - [The Bootie Green] / [Drive It Home]
Bill Harris, guitar; John Bailey, Billy Mitchell, lead vocal; Matthew McQuater, tenor vocal; Harold Lucas, baritone vocal; Harold Winley, bass vocal.
NYC, October 12, 1961

アーティスト【ザ・クローヴァーズ】

R&B・グループ。1946年にワシントン州ワシントンで結成されたザ・フォー・クローバーズ（The Four Clovers）を前身として活動。初期のATLANTICレーベル及び、ロックンロール黎明期を代表する名グループ。1951年にATLANTICレーベルと契約し、1955年頃までに「Don't You Know I Love You」、「One Mint Julep」、「Fool, Fool, Fool」、「Devil or Angel」等のヒットを連発し有名になっています。メンバーチェンジを経て、1959年にUNITED ARTISTSレーベルと契約し、英国のザ・サーチャーズが後に取り上げる「Love Potion #9」を大ヒットさせました。1961年にはポール・ウィンリーが所有したPORWINレーベルに移籍し、ソウリッシュなR&Bを録音。1962年にはジェリー・リーバー＆マイク・ストーラーのTIGERレーベルでティッピー＆ザ・クローバーズ（Tippie & the Clovers）名義でも録音しており、ここではエルヴィス・プレスリーがヒットさせる「Bossa Nova Baby」のオリジナル・バージョンを録音した。