The Chiffons - He's So Fine / Oh My Lover

ザ・シュレルズのコーラス・スタイルを受け継ぎ、多くのヒットを放ち、60年代を代表するガール・グループとなったニューヨーク・ブロンクス出身のガール・ポップ・グループ／ザ・シフォンズ、1963年にLAURIEレーベルからリリースしたシングルです。

ブライト・チューンズ・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで4週連続1位を獲得したグループの代表作品です。

ザ・シフォンズのメンバーの知人だったロナルド（ロニー）・マックが作詞作曲をしたゴスペル風の楽曲を、「デューラン、デューラン♪」のリフが特徴的な明るいコーラスでとハモる60's ガールズ・ポップ・クラシックス！


Lonnie Mack

1970年にジョージ・ハリソンが発表した名作「マイ・スウィート・ロード」の元ネタともいわれており、この時にジョージはブライト・チューンズ事務所に盗作として訴えられ、ジョージ側が敗訴したという事件もありました。



1978年には二種類のカバーバージョンがチャートヒットしており、ひとつはジェーン・オリヴァーのバージョンがビルボード・ホット100チャートで最高77位に達し、クリスティー＆ジミー・ニコールによるバージョンがビルボード・ホット100チャートで最高70位に達しています。





裏面も2サイダーを狙ったかの様に上質な、ザ・シュレルズ風のポップス良好作品です。

アーティスト【ザ・シフォンズ】



女性R&B～ガール・ポップ・グループ。1960年にニューヨーク・ブロンクスにあるジェームス・モンロー高校に通う友人同士で結成。1963年にザ・フォー・ペニーズ（The Four Pennies）名義でRUSTレーベルに初録音した「My Block」がナショナルヒットを記録。その直後にグループ名をザ・シフォンズに改め、LAURIEレーベルよりリリースされた「He's So Fine」が大ヒットとなる。その後も同レーベルで「One Fine Day」や「Sweet Talkin' Guy」等のヒット曲を1966年頃まで連発している。ザ・シュレルズから影響を受けたドゥーワップやゴスペルのコーラスを技巧的に応用し、華やかなサウンドを作り上げた名グループである。