Pat Boone - I'll Be Home / Tutti' Frutti

ビルボード・マガジンの集計によると、エルヴィス・プレスリーに次ぐチャート記録があるというレベルのヒットメイカーとして、50～60年代において大成功を収めたポピュラー歌手で俳優で作家のパット・ブーンが、1956年1月にDOTレーベルからリリースしたシングルです。ビルボード・ホット100チャートで最高4位、UKシングルチャートで最高1位を記録しました。

R&Bグループ／ザ・フラミンゴスが1956年に吹き込んだ同名ドゥーワップ曲のカバーです。



ジャジーなシャッフルリズムをナックに、深く情緒的でふくよかなボーカルで歌う50's ポップス・クラシックスです。ザ・フラミンゴスのバージョンも最高なのですが、この曲はパット・ブーンのためにあったのではないかと思えるほどに、原曲とはまた違った味わい深さを提供してくれるバージョンです。

裏面は1955年にリトル・リチャードのカバーヒットさせたロックンロールのカバーで、ビルボード・ホット100チャートで最高12位を記録しました。



ジャジーなスウィングに乗せてソフィスティケイトされたアレンジの50's ポップ・ロッカー・クラシックス！

アーティスト【パット・ブーン】



ポップ・シンガー、俳優、作家。1934年フロリダ州ジャクソンヴィル生まれ。本名 Charles Eugene "Pat" Boone 。50～60年代において大成功を収めたポピュラー歌手。1954年にREPUBLICレーベルからデビューし、1955年にDOTレーベルと契約。初ヒットの「Ain't That a Shame」はファッツ・ドミノのカバーで、そこから初期にはソフィスティケイトしたR&Bのカバーを売りにし、リトル・リチャードの「Tutti Frutti」や、ザ・フラミンゴスの「I'll Be Home」などをヒットさせている。