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Soul 45

Marvin Gaye - Mercy Mercy (The Ecology) / Sad Tomorrows

1971 USA Original 45rpm Record [TAMLA/T 54207F]

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60~70年代にかけて数多くのヒット曲を放ち、米国のブラック・ミュージックを代表するトップ・R&B~ソウル・シンガーとして知られる様になったマーヴィン・ゲイが、1971年6月10日にTAMLAレーベルからリリースしたシングルです。

マーヴィン・ゲイ・セルフ・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高4位、ビルボード・R&Bチャートで最高1位、ビルボード・アダルトコンテンポラリーチャートで2週間9位、カナダのRPMチャートで最高9位、UKシングルチャートで最高52位を記録しました。ゲイは「グラミーの殿堂」賞を受賞しました。

1971年の画期的なアルバム『ホワッツ・ゴーイング・オン』に収録されたクライマックス曲です。



「ホワッツ・ゴーイング・オン」の成功を受けてゲイが書いた曲で、環境破壊等に関する悲しみを歌った痛ましい賛歌でした。ゲイのピアノ演奏、ポール・ライザーとデヴィッド・ヴァン・デ・ピットの指揮によるストリングス、ゲイとジ・アンダンテスのマルチ・トラッキング・ボーカル、そしてザ・ファンク・ブラザーズが演奏した複数のバックグラウンド・インストゥルメンタル、さらにワイルド・ビル・ムーアによる主要なサックス・ソロと、ベースは「インナー・シティ・ブルース」と同様、ジェームス・ジェマーソンではなくボブ・バビットが演奏して仕上がった70's ソウル・クラシックスです。「ホワッツ・ゴーイング・オン」のフォローアップ作品としては完璧であり、穏やかな曲面がエキサイティングなリズム・トラックの上にそっと横たわった名作です。

裏面はスロー・ナンバーです。

オリジナル・カンパニースリーブ付きです。

コンディション:NM/NM
マトリックス番号:A4KM-2977-1 C T-54207F-A Q-J3-M5-891S06-3 / A4KM-2981-1 B T-54207F-B Q-Q-S-888S08

アーティスト【マーヴィン・ゲイ】

















Marvin Gaye (April 2, 1939 Washington, D.C., U.S. - April 1, 1984 Los Angeles, California, U.S.) R&B~ソウル・シンガー、ソングライター、作曲家、音楽プロデューサー。20世紀の米国ブラック・ミュージックを代表する超大物。R&Bグループ/ザ・マーキーズ(The Marquees9で歌っているところを、ザ・ムーングロウスのハーヴィー・フークアによって見出される。以降ハーヴィーに同行して、活動の拠点をシカゴ、そしてデトロイトに移し、ザ・ムーングロウスにもメンバーとして参加し、CHESSレーベルで「Mama Loocie」を初録音する。同時期にチャック・ベリーの「Back in the U.S.A.」と「Almost Grown」にもコーラスで参加。そしてハーヴィーが立ち上げたTRI-PHIレーベルではスタジオミュージシャンとしてドラムを演奏していた1960年頃、モータウン社長のベリー・ゴーディーJr.と出会い、1961年にモータウン傘下のTAMLAレーベルより歌手としてソロデビューを果たす。当初はナット・キング・コール路線のジャズシンガーを目標としており、ポップアルバム『The Soulful Moods of Marvin Gaye』を制作するが不発に終わる。しかし間もなく、地元のR&Bシンガー/ディヴィッド・ラフィンの影響でシャウター型のR&Bシンガーに転向し、1962年の「That Stubborn Kinda Fellow」がナショナルヒットを記録してる。以降はソウルフルな歌声を武器に、「Hitch Hike」、「Pride and Joy」、「Can I Get a Witness」、「You're a Wonderful One」、「Once Upon a Time (with Mary Wells)」、「What's the Matter with You Baby (with Mary Wells)」、「Try It Baby」、「Baby Don't You Do It」、「What Good Am I Without You (with Kim Weston)」、「How Sweet It Is (To Be Loved by You)」、「I'll Be Doggone」、「Pretty Little Baby」、「Ain't That Peculiar」、「One More Heartache」、「Take This Heart of Mine」、「Little Darling (I Need You)」といった多くのチャートヒットを連発し、USソウル・ミュージック界を代表するスター歌手として知られる様になっている。1984年の4月1日、自宅で父親と口論になり、逆上した父親に発砲され銃殺されるという不幸な最後を遂げる。
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